街角で最近よく見る
「自動販売機」の正体は・・・・・・

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鹿児島の片田舎に生まれた。小学校に通いはじめの頃だったと思う。近所のお店にコカ・コーラの自販機が置かれた最初の日の事を今でも何故か覚えている。

硬貨を入れると自動で缶ジュースと釣銭が出てくる当たり前の風景。この当たり前の風景を数時間、飽きることなく眺めていた。幼かった自分にはマジックを見ているような気分だったのだと思う。

今では自販機を見ても、あの頃の様な感動はない。今やあって当たり前。自販機は日本の象徴ではないかと思うぐらいだ。しかしここタイでは飲料水の自販機をほとんど見かけない。どんな細い通りにもある小さな雑貨屋が自販機の代わりなのだろう。実際にタイに暮らしていて「飲料水の自販機がないから苦労した」、そんな記憶は全くない。喉が乾けば、雑貨屋はもちろんコンビニが街の至る所にある。

しかも雑貨屋では今でも瓶のコーラを氷が入ったビニール袋に移して売ってくれる。もちろん缶のコーラより安い。案外持ち運びに便利で、しかも氷が入っているのでお得感もある。だからか? 袋入りのコーラが好きだというタイ人は多い。そんなこともあってタイでは飲料水の自販機が普及しないのだろう。

しかし、ここ数年ある自販機がバンコクを中心に増えてきている。コンビニの軒先、ビルの入口、マンションのロビーなど至る所でこの自販機を目にすることができる。この自販機はコンパクトで一見すると公衆電話と見間違うほどだ。そして正確には自販機ではなく自動支払機なのである。

気になる機械の正体はプリペイド方式携帯電話の通話料金を振り込む為の機械だ。自分の番号をプッシュボタンで押して、希望の金額を硬貨なり紙幣なりで払い込めば完了。積み増しされた通話料金は自分の携帯電話へSMSが届き確認できる。レシートも出てこないシンプルな機械である。手数料も3バーツから5バーツと安い。しかもタイの主要な携帯電話会社全社に対応している。

好きな時に希望する金額だけ払い込める携帯電話の通話料自動支払機。とにかく電話好きなタイ人には、今や欠かせない機械なのかもしれない。ところ変われば自販機の市場も変わるのか。こんな機械がねぇ? と日本人的には思うのだが。

 

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中村蒸一 Profile

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タイで日本居酒屋<寅次郎><どんたく 九州酒場>を展開する、なえぎ(タイランド)株式会社代表。
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インタビュー「熱い思いで本物の日本居酒屋をタイに根付かせる!」

エカマイで見つけた
老舗のタイ料理店

『トートマンクン』

AKIKOさんのお気に入りは『トートマンクン』

 

訪れたのは初めてなのに、「ここ前に来たことがある気がする・・・・・・」、そんなノスタルジックな想いに囚われたことはありませんか? 今回は、不思議なことに訪れるたび、「タイに帰って来た!」と感じる、タイ料理店<プリム PRIM>をご紹介したいと思います。
エカマイ通りのソイ2を入っていくと、左手に『PRIM』と書かれた看板が見えてきます。「こんなところにレストランがあったんだ」というのが、見つけた時の正直な感想。看板が出ていなかったら、普通の家です!! 緑がたくさん取り囲む一軒家を改装して作られた店の中に入ると、初めて来たのになぜだか落ち着く。田舎に帰ってきた様な・・・・・・そんな雰囲気が漂っています。

 

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本格的なタイ料理店ですが、日本語表記のメニューがあるのでタイ語が分からなくてもオーダーは心配いりません。 タイ料理には珍しく、一品一品に量があるので、大人数でシェアして食べるのがオススメです。野菜、肉、シーフードと数あるメニューの中から、ぜひ食べていただきたいのが、『トートマンクン』(エビのすり身揚げ)です。サクサクの衣にプリップリのエビがたまりません。
そして、特筆すべき点は、デザートまで全ておいしいこと。タイ人好みの甘くて濃厚なスウィーツを出すタイ料理店が多いなか、ここには外国人の舌にも合う素朴な味わいのケーキがあるんです。 ナッツがたっぷりのった、キャラメルの風味が優しいケーキです。食後はコーヒーや紅茶と共にいただけば、さらにリラックス。旅行の話が弾むこと間違いなしですね。

 

**** サラダ類も豊富です。****

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お店の場所はこちら—-> 美味タイMAP

 

AKIKO Profile

AKIKO

1982年11月10日 東京都生まれ。2008年度ミスインターナショナル日本代表選出大会ファイナリストに選ばれたのをきっかけに、「もっと世界を見てみたい」と思い、上海、北京、香港に単身渡り、モデルの仕事とともに、中国語を学ぶ。その後、縁あってタイでモデルとして活動。現在は、モデル、MC、ルーシーダットンのインストラクターがメイン。日本野菜ソムリエ協会のベジフルビューティー セルフアドバイザーの資格も取得している。また、日本人女性向けフリーマガジン『Arche+』にコラムを連載中。

ルーシーダットンを通じて日タイを結ぶプロジェクト「RUSIEstyle」
www.rusiestyle.com
所属事務所Yoshie Incのホームページ
http://www.yoshieinc.co.jp/

タイでも食卓の定番
玉子にまつわるあれこれ

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ある程度、保存が効いて、価格が安い。それでいて使い勝手のいい食材。それはやっぱり玉子だろうか。タイでも玉子は食卓の必需品である。そして玉子を使った料理がタイには多い。なかでも私が一番好きな玉子料理といえば『ヤム・カイダーオ』かもしれない。簡単に日本語訳すると「目玉焼きの和えもの」だろうか。
この料理を最初に食べたのはイサーン・ノンカイ県の片田舎だった。今から17年前のことである。私は民間教育援護基金メコン基金の一員としてタイへ来ていた。当時何かと私に世話をしてくれたラチャニー先生は、夕方男性陣がビールを飲み始めると、よく『ヤム・カイダーオ』を作ってくれた。目玉焼きを細切りにした玉葱とタイの香草で甘辛く、そしてマナオ(ライム)で酸味を利かせて和えるだけのお手軽料理である。これが氷を浮かべたタイのビールに良く合うのだ。
何のお肉も入っていない。ただ目玉焼きと身近にある野菜を和えただけ。そんなシンプルな料理だが、マナオの酸味と唐辛子の辛さが微妙に目玉焼きの黄身と融和して何とも言えない味を醸し出してくれるのだ。何も高い食材を使った評判のお店で食べることだけがグルメじゃないと、この時私は悟ったのだった。
さてタイでは鶏の玉子以外に家鴨の玉子も多くのお店で売られている。鶏の玉子は赤茶色、家鴨の玉子は白色なのだ。そして鶏の玉子より家鴨の玉子のほうが値段が高い。そしてピンクに着色された玉子も時に見かける。これはピータンで中華系のタイレストランなどでは店頭に並べてある事も多い。とにかくタイの玉子は色によってしっかりと区別されているのである。日本は白色と赤茶の玉子が鶏の玉子として混在しているがタイは不思議なぐらいきちんと分かれているのだ。
そして、よく冗談で議論される「玉子が先か? 鶏が先か?」のあの話もタイでは鶏が先である。これは誰に聞いても同じなのだ。なぜなら日本語の50音「あいうえお」にあたるタイの「コーカイ」は鶏からはじまって次が玉子なのである。だからなのだ。
タイの玉子事情がわかると、ちょっとばかりタイ語の世界が見えてくるかもしれない。

 

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タイにも根付いている
日本の「ラーメン文化」

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日本でもおなじみ、<なんつっ亭>のラーメン

 

みなさん、こんにちは。バンコクは雨季に入り、連日激しいスコール(豪雨)に見舞われています。日本もそろそろ梅雨入りですね。食堂で「冷やし中華始めました」のお品書きを見る時期だと思います。

さて、今回のコラムはタイで大人気の日本食についてです。

日本人が愛してやまない食べ物、それは「寿司」「ラーメン」「カレー」ではないでしょうか。数年前から続く日本食ブームのタイでは、どの料理も大人気で、日本から進出してしてきた店が大いに賑わいを見せています。

なかでも、「ラーメンチャンピオンズ」や「らーめんキング」など、有名店が一堂に会すラーメン・テーマパークがバンコクで大流行りで、タイ人にとって日本のラーメンが身近になった様に見受けられます。タイには中国人を先祖に持つ中華系タイ人が多くいますが、いわゆる中華料理の拉麺よりも日本のラーメンが人気なのが面白いところですね。

そんなタイのラーメン事情ですが、ショッピングセンターに出店している店や路面店を入れたら、日本のラーメン店はバンコクだけでも30軒以上あるのではないでしょうか。<なんつっ亭><山頭火<せたが屋><山小屋><ばんから><幸楽苑><ちゃぶ屋><フジヤマ55><秀家><8番ラーメン>などなど、名前を挙げるときりがありません。

数あるラーメン店の中でも日本人に特に人気なのが、東京は池袋からやってきた「ばんからラーメン」でしょう。こってりスープがたまらない味です。一方、タイ人には「8番ラーメン」が人気な様です。値段が手頃でメニューも豊富、主要なショッピングセンターに出店しているので、土日はタイ人の家族連れでいっぱいです。

タイでは日本のラーメンが、そして日本ではトムヤムクン味のカップ麺が大ヒットするなど、2つの国の味の好みがシンクロしているのがおもしろいですね。

 

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つけめんが評判の<らーめんキング>

 

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1982年11月10日 東京都生まれ。2008年度ミスインターナショナル日本代表選出大会ファイナリストに選ばれたのをきっかけに、「もっと世界を見てみたい」と思い、上海、北京、香港に単身渡り、モデルの仕事とともに、中国語を学ぶ。その後、縁あってタイでモデルとして活動。現在は、モデル、MC、ルーシーダットンのインストラクターがメイン。日本野菜ソムリエ協会のベジフルビューティー セルフアドバイザーの資格も取得している。また、日本人女性向けフリーマガジン『Arche+』にコラムを連載中。

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クーデターがタイにもたらすものは
いったい何なのか?

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タイに来てから2度目のクーデターが起きた。戒厳令が出されて3日目。驚きよりも、安堵の思いの方が強かった気がする。結局タイの場合はこうなるのか。とうとう行き着くところまで行き着いたのだな。そう思わせてくれるクーデターだった。

そしてクーデターから6日間続いた午後10時から翌朝5時までの夜間外出禁止令。これは正直、飲食業を営む身には堪えた。当然ながら団体予約のほとんどがキャンセルである。従業員の安全確保の為にも営業時間を短縮して対応するが、現場はやはり混乱した。

4年ほど前のタクシン派デモ制圧の後に出された夜間外出禁止令の時は、外出禁止の必然性があったような気がする。セントラル・ワールド、テレビ局、銀行などに火が放たれ、殺気立った雰囲気が街中に漂っていた。しかし、あの時はクーデターではなかった。

確か非常事態宣言の延長に夜間外出禁止令があった記憶がある。今回のクーデターによる夜間外出禁止令は、あまり危機感を感じない。どことなく緩いかんじがする。外出禁止時間目前に家路を急ぐ人々の顔は明るい。普段より早く自宅へ戻れるのは大人でも嬉しいものなのだろう。

果たして、これからタイの政情はどうなるのか。悪夢は繰り返されるのだろうか。それとも雨降って地固まるの如く好転するのか。こればかりは誰も分からない。

今回のクーデターに対して日本政府は批判的な立場だった。確かに日本の民主主義からしたらタイのクーデターは容認しがたいだろう。しかし、軍政が発した「民主的権利の>表現方法がタイは諸外国とは違う」の言葉は妙に納得させられた。日本の正義が必ずしも世界の正義とは限らない。タイにはタイの民主主義がある。きっとそうなのだと思う。

今回の夜間外出禁止令によって家族の愛と絆が深まったというタイ人の声も聞く。テレビは静止画像。歓楽街へ飲みに行く事も出来ない。原則5人以上の集会も禁止されている。夜間外出禁止令によるベビーブームがきっと起きるぞと冗談を言う人もいる。どんな時も生きることにポジティブでいられる。これこそタイ人気質なのだろうか。

夜間外出禁止令も決して悪いことばかりではないようだ。

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※画像はWebサイト『ニュースクリップ』より転載。

 

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チェンマイからやって来た
おしゃれティーハウス

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タイでは、一般的に緑茶がよく飲まれています。最近は『スターバックス』などのコーヒーチェーンも大人気で、庶民の間にだいぶ定着しましたが、「紅茶はどうか?」と言うと・・・・・・。カフェやレストランでは紅茶を出すところもありますが、本格的なものは少なく、ティーバッグが主流となっています。
そんななか、味も雰囲気も素敵なティーハウスがバンコクの紅茶党に人気を博しています。BTSプロンポン駅から徒歩10分くらい、スクンヴィット・ソイ24にある<ヴィアンジュムオン・ティーハウス Vieng Joom On Teahouse>です。タイ北部はチェンマイに本店を構え、店名はタイ北部の言葉で「ピンクの家」を意味しているそうです。
ゴージャスでカワイイ世界観が特徴の店内は、紅茶に中国茶、緑茶、ハーブティー、フルーツティーにスウィーツ、軽食などが楽しめます。ホットで注文すると、ポットで提供されるので、たっぷりお茶を楽しむことが出来ます。 お茶のお供にオススメなのが、珍しい「ルイボスティーのムース」です。適度な甘さで、とろーりおいしい食感のムースは、見た目も美しく、優雅なティータイムに華を添えてくれるでしょう。
店内では、茶葉にティーポット、カップ、ティーストレイナー(茶こし)など、紅茶をおいしく淹れるためのグッズも販売しています。パッケージがとってもおしゃれなので、ご自宅用はもちろん、プレゼントにもオススメです。
セントラルワールドにも支店がありますが、おすすめはスクンヴィット・ソイ24店。席がゆったりしているので、周りを気にせず、お茶を楽しむことが出来ると思います。

 

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お店の場所はこちら—-> 美味タイMAP

 

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高雅な空気を感じる
「ロイヤル・リゾート」

Hua Hin Thailand

+ 静かなビーチ沿いのリゾート、ホアヒンをカオ・タキアップ方面から一望

 

100年前にはじまったリゾートとしての歴史

ホアヒンがリゾート地としてその名を刻んだのは20世紀初頭のこと。1911年にバンコク〜マレーシアの鉄道がこの地に開通。当時イギリス領だったマレーシアから、欧米人がその鉄道を利用して保養に訪れはじめたことがきっかけだそうです。その後、チャアムからホアヒンへと続く海岸線沿いに王室が次々に別荘を構え、「ロイヤル・リゾート」としての地位を確立しました。

バンコクからホアヒンに向かう途中、まずわたしたちが訪ねたのは、ペッチャブリーにある、ラーマ5世が手掛けた<プララーム・ラーチャニウェート>、別名『バンブン離宮』です。

 

プララーム・ラーチャニウェート Pharam Ratcnaniwet

ラーマ5世は、奴隷制度の廃止、学校教育の開始、官僚制の導入など、「チャクリー改革」と呼ばれる数々の改革を断行し、タイの近代化に大きな足跡を残しました。彼が私財を投じて建設に乗り出した離宮をデザインしたのはドイツ人。ウィルヘルム・カイザーの宮殿をモデルとし、調度などもヨーロピアン・スタイルでまとめられています。この離宮が着工した1910年にラーマ5世は崩御。息子のラーマ6世が建築を引き継ぎ、完成したのは6年後のことでした。1918年からは離宮ではなく国賓の宿泊施設として使用され、それとともに名称も変わりました。

庭園に立つラーマ5世像の前で手を合わせる人々の姿も目にしました。彼は今でも国民の間で高い人気を誇っているそうです。

プララーム・ラーチャニウェート(バーンブン離宮) ホアヒン

ラーマ5世 プララーム・ラーチャニウェート(バーンブン離宮)

プララーム・ラーチャニウェート(バーンブン離宮)

プララーム・ラーチャニウェート(バーンブン離宮)

 

マルカッタイヤワン宮殿 Marukhathaivawaii Palace

<プララーム・ラーチャニウェート>からホアヒン方面へさらに1時間ほど車を走らせると、ラーマ6世が夏を過ごすために造った宮殿<マルカッタイヤワン宮殿>に到着します。こちらはイタリア人による設計による風通しのよい高床式の構造で、メインとなる3つの建物は渡り廊下でつながっています。さわやかなブルーに染められた建物は涼しげな印象。内部も見学でき、玉座やベッド、テーブルなど、王族の暮らしぶりが伺われる調度が残っています(撮影は禁止)。

この日は修学旅行かと思われる子供たちが訪問していて、敷地にはにぎやかな歓声が聞こえていました。一般のタイ人観光客にも人気のスポットで、敷地内にはおしゃれなショップも併設されています。

マルカッタイヤワン宮殿

マルカッタイヤワン宮殿

マルカッタイヤワン宮殿

マルカッタイヤワン宮殿

マルカッタイヤワン宮殿

マルカッタイヤワン宮殿

 

 プラーンワン Plearnwan

<マルカッタイヤワン宮殿>からホアヒン市街までは車で15分。 ホテルにチェックインする前に地元で人気のショッピングモールに立ち寄ってみましょう。<プラーンワン>は1920〜1930年代のタイをモチーフにしたヴィンテージ感あふれる施設です。名称は英語の「Play(遊ぶ)」と「Learn(学ぶ)」、タイ語の「Wan(過去)」を組み合わせた造語。オープンエアの2階建ての建物には、雑貨や衣料のショップやカフェが並ぶほか、観覧車やゲストハウスも併設しています。

外国人旅行客の姿はほとんど見かけず、バンコクあたりから来たと思しきタイ人が楽しそうに写真撮影に興じる姿が目立ちます。2Fにある祠で手を合わせている若者はムエタイの選手でしょうか。来る試合での勝利を祈っているのかもしれませんね。

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デチャヌシット通り Dechanuchit Rd.

日が落ちたら、まずは腹ごしらえに出かけましょう。目指すは<サンタイ・シーフード Sangthai Seafood>。潮風が心地よい海岸沿いのレストランです。

ホアヒンにもナイト・マーケットがあります。街の中心にあるデチャヌシット通りには、レストランやバーのほか、みやげものにTシャツ、フルーツ、おやつなどを売る露店がズラリ。雨の日もOKなアーケード街もあります。どこもにぎわっていますが、混雑し過ぎずほどほどな感じ。

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ホアヒン・ビーチ Hua Hin Beach

ホアヒンのアクティビティと言えば、やはりビーチ。5kmにわたって白い砂浜が続くホアヒン・ビーチはとても静か。なぜなら水上オートバイのようなエンジン音を発するマリン・スポーツが禁止されているからです。のんびりと散歩を楽しんだり。ビーチ・チェアに寝そべって読書もいいのですが、せっかくなので名物の乗馬にトライしてみましょう。乗馬と言ってもいわゆる引き馬なので、乗馬初心者でもご安心を。ビーチにつづく沿道に並ぶみやげもの屋を見て歩くのも楽しいですよ。

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hua hin beach ホアヒン

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ワット・フワイ・モンコン Wat Huay Mongkol

ホアヒン郊外の見どころもご紹介しましょう。市街地から西に15kmほどの距離にある<ワット・フワイ・モンコン>は、16世紀に実在した伝説の僧侶、ルアン・プー・トゥアットを祀ったお寺です。このルアンさんは超常能力を持っており、水の上を歩いたり海水を真水に変えたりと数々の奇跡を起こしたそうです。高さ11.5m、幅9.9mのルアン像はインパクト大。休日はタイ人の参拝客で混雑しています。小さなルアン像が乗ったゾウは、足の間をくぐると運気が上がるとのこと。

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ワット・フワイ・モンコン Wat Huay Mongkol ホアヒン

ワット・フワイ・モンコン Wat Huay Mongkol ホアヒン

ワット・フワイ・モンコン Wat Huay Mongkol ホアヒン

 

サラ・ワイン・バー・アンド・ビストロ THE SALA WINE BAR AND BISTRO

ホアヒン市街地から西に30kmの位置には、なんとワイナリーがあります。欧米にも輸出されている『モンスーン・バレー』というブランドで知られる『サイアム・ワイナリー』社が開設。2023ヘクタールという東南アジア最大規模のブドウ畑は、ゾウに乗って散策することができます。そばにあるレストラン<サラ・ワイン・バー・アンド・ビストロ>では、イタリア料理を提供。『モンスーン・バレー』はもちろんのこと、『サイアム・ワイナリー』の主力商品のテイスティングが楽しめます。

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サラ・ワイン・バー・アンド・ビストロ THE SALA WINE BAR AND BISTRO

サラ・ワイン・バー・アンド・ビストロ THE SALA WINE BAR AND BISTRO

サラ・ワイン・バー・アンド・ビストロ THE SALA WINE BAR AND BISTRO

サラ・ワイン・バー・アンド・ビストロ THE SALA WINE BAR AND BISTRO

 

サム・パン・ナム・フローティング・マーケット Sam Phan Nam Floating Market

ちょっとベタな観光スポットと言えば水上マーケット。湖の周りにショップやレストランが並んでいます。場内は機関車で移動できるほか、ボートで周遊することも可能。休日にはアトラクションも用意しているようです。

Sam Phan Nam Floating Market 

Sam Phan Nam Floating Market

Sam Phan Nam Floating Market

Sam Phan Nam Floating Market

 

【ホアヒンのおすすめホテル】

ホアヒンのビーチ沿いには、クオリティの高いリゾート・ホテルが立ち並んでいます。そのなかでも人気の3軒をピック・アップ。

 

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin

日本人にも人気の高いホテルです。白を基調としたデザインがリゾート気分を盛り上げてくれます。人数が多い場合は、ジャクジーや専用プールが付いたヴィラ・タイプの部屋もおすすめ。

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin

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プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin

ウォラ・ブラ・ホアヒン・リゾート・アンド・スパ
Wora Bura Hua Hin Resort and Spa

コロニアル調の優雅な雰囲気を湛えたホテル。敷地内にはそれぞれ趣向を凝らしたヴィラが立っています。調度品も重厚な印象。青い海が見える広々としたプールの開放感も特筆ものです。

ウォラ・ブラ・ホアヒン・リゾート・アンド・スパ Wora Bura Hua Hin Resort and Spa

ウォラ・ブラ・ホアヒン・リゾート・アンド・スパ Wora Bura Hua Hin Resort and Spa

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ウォラ・ブラ・ホアヒン・リゾート・アンド・スパ Wora Bura Hua Hin Resort and Spa

ウォラ・ブラ・ホアヒン・リゾート・アンド・スパ Wora Bura Hua Hin Resort and Spa

 

レッツ・シー・ホアヒン・アル・フレスコ・リゾート
Let’s Sea Hua Hin Al Fresco Resort

ポップなデザインにファン多数。プールを挟んでヴィラが並んでいて、1Fであれば部屋から直接プールに入れます。屋上テラスのある2Fの部屋(デラックス・スイート)とどちらを選ぶか迷いそう。

Let's Sea Hua Hin Al Fresco Resort ホアヒン

Let's Sea Hua Hin Al Fresco Resort ホアヒン

Let's Sea Hua Hin Al Fresco Resort ホアヒン

Let's Sea Hua Hin Al Fresco Resort ホアヒン

 

Let's Sea Hua Hin Al Fresco Resort ホアヒン

 

Let's Sea Hua Hin Al Fresco Resort ホアヒン

Let's Sea Hua Hin Al Fresco Resort ホアヒン

 

 

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プララーム・ラーチャニウェート Pharam Ratcnaniwet
Open Hour
8:00~16:00(土日~16:30)
Entrance Fee
50バーツ

マルカッタイヤワン宮殿 Marukhathaivawaii Palace
Open Hour
8:00~16:00(土日8:30~)
※水曜休館
Entrance Fee
30バーツ

プラーンワン Plearnwan
Open Hour
10:00〜22:00、金曜10:00〜24:00、土曜9:00〜24:00、日曜9:00〜22:00
Official Web(英語)

ホアヒン・ビーチ Hua Hin Beach
乗馬料金
30分300バーツ、15分200バーツ

ワット・フワイ・モンコン Wat Huay Mongkol
Open Hour
常時見学可能
Entrance Fee
なし

サラ・ワイン・バー・アンド・ビストロ THE SALA WINE BAR AND BISTRO
Open Hour
10:00〜18:00(食事の提供は11:00~17:30)
Official Web(英語)

サム・パン・ナム・フローティング・マーケット Sam Phan Nam Floating Market
Official Web(タイ語)

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin
Official Web(英語)

ウォラ・ブラ・ホアヒン・リゾート・アンド・スパ Wora Bura Hua Hin Resort and Spa
Official Web(英語)

レッツ・シー・ホアヒン・アル・フレスコ・リゾート Let’s Sea Hua Hin Al Fresco Resort
Official Web(英語)

 

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インラック首相の失職により
タイの政治状況は新たな局面に!

外務省 海外安全ホームページ(タイ): http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=7#ad-image-0

在タイ日本国大使館ホームページ: http://www.th.emb-japan.go.jp/index.htm

 
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タイ人の誰もが予測していた結果だったのではないだろうか。5月7日、とうとうその日が来たのである。
タイの憲法裁判所はインラック首相を含む閣僚9名を失職とする判決を下した。この判決で2年9か月に渡ったインラック政権は崩壊することになった。
離任の記者会見で首相は「選挙で選ばれた首相として、在任中の2年9か月と2日、誇りを持って職務に取り組んだ」「今後も常に国民の皆さんと共にいる」などと述べている。政権に対する未練や反政府派に対する怒りは全く感じられず、逆に潔さだけが印象に残った記者会見だった。これも、こうなる結果を予測していたからなのだろう。
今回の憲法違反の判決は政権の人事における職権濫用を問うものだった。タクシン元首相派である与党『プア・タイ』は判決が出た日に次の様な声明を出している。
「憲法裁判所の判決は違憲であり、民主政体の破壊を目指す『新たな形のクーデター』の一環である」
タイの憲法裁判所はタクシン派と反タクシン派の抗争が本格化した2006年以降、一貫してタクシン派に不利な判決を下し続けている。今回もその流れは変わる事がなかった。
現在は暫定政権がおかれているタイ政府だが、今後はどんな展開になるか見通しは立っていない。
そして一時勢力を弱めていた反政府派のデモは5月7日以降、以前のような勢いを取り戻しつつある。デモ隊の拠点がこれまでのルンピニ公園から主要テレビ局、タイ首相府近くへと移った。そして<セントラル・ワールド>の前には特設のステージまで設けられている。
今のところバンコク都内に目立った混乱は見うけられない。街中の商店や企業は通常通り営業している。しかし、一部で爆弾の爆破騒ぎが起きている。不穏な動きが全くないわけではない。バンコクの雰囲気が悪い方向へ向きつつあるのは事実だ。
今後タイの政治はどうなるのか。タイに住む日本人の多くは不安より疲れを感じている気がする。

◆写真はwww.thaigov.go.thより転載。

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店によって味もさまざま
チェンマイ名物『カオソーイ』

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皆さん、こんにちは。日本では桜の季節が終わり、爽やかな初夏に突入しましたね。バンコクは連日スコールに見舞われ、本格的な雨季に突入した模様です。

さて、気候や風土に恵まれた日本では、名物や特産品があり、旅の醍醐味となっていますが、タイは地域ごとの気候風土が似通っているためか、名物があまりないように見受けられます。とは言え、「ここに来たら、必ずこれを食すべし!」と言った看板料理がない訳ではありません。

今回は、「チェンマイに行ったら必ず食べて欲しい!」とイチオシの『カオソーイ』をご紹介しようと思います。バンコクに負けず劣らず、観光客に人気のチェンマイ。大自然に恵まれた、京都を思わせる古都です。気候はバンコクと比較すると幾分涼しいので、乾季(11~3月くらい)にチェンマイに行く際は、長袖のカーディガンやジャケットなどが必須です。

さて、そんなチェンマイ名物の『カオソーイ』とは一体どの様な食べ物か・・・・・・。ガイドブックなどでは「カレー・ラーメン」と紹介されていることが多いでしょう。うん、間違いではない・・・・・・・けど、なんか違和感。 ココナッツの効いたスープカレーに平たい麺と柔らかチキンが入り、サクサクの揚げた麺がトッピングされ、お好みで付け合わせの赤玉ねぎや漬け物を入れて食べる料理です。日本のラーメンでも、こってりが好きな人、あっさりが好きな人・・と好みが分かれるところですが、こってり系にあっさり系、ドロドロ系など、お店によって味が微妙に違うので、カオソーイもお気に入りの味を求めて食べ歩きをしてみると面白いでしょう。
カオソーイはクイッティアオと同じく、麺の量が少ないことが多いので、女性でもペロッと平らげることが出来ると思います。

カオソーイ

赤タマネギや漬物、ライムなど薬味はお好みでどうぞ

 

AKIKO Profile

AKIKO

1982年11月10日 東京都生まれ。2008年度ミスインターナショナル日本代表選出大会ファイナリストに選ばれたのをきっかけに、「もっと世界を見てみたい」と思い、上海、北京、香港に単身渡り、モデルの仕事とともに、中国語を学ぶ。その後、縁あってタイでモデルとして活動。現在は、モデル、MC、ルーシーダットンのインストラクターがメイン。日本野菜ソムリエ協会のベジフルビューティー セルフアドバイザーの資格も取得している。また、日本人女性向けフリーマガジン『Arche+』にコラムを連載中。

ルーシーダットンを通じて日タイを結ぶプロジェクト「RUSIEstyle」
www.rusiestyle.com
所属事務所Yoshie Incのホームページ
http://www.yoshieinc.co.jp/

緑豊かなチェンマイ郊外の
のどかなリゾートで羽根を伸ばす

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映画を見ていても、見てなくても

2009年に公開された日本映画『プール』は、なぜだかはわからないけど導かれるようにタイ・チェンマイを訪れ、そこで暮らし始めた人々の物語です。主演は小林聡美。同じく彼女が主演した『かもめ食堂』『めがね』とよく似た空気感をまとっているのは、企画の霞澤花子をはじめ、スタッフの多くが重なっているから(ただし、監督は前2作の荻上直子ではなく、数多くのテレビ・ドラマや映画の脚本を手掛ける大森美香です)。

この映画のロケが行われたのがチェンマイ郊外に実在するゲスト・ハウス<hoshihana village ホシハナ・ビレッジ>です。あくまでも穏やかに日常が流れていく映画『プール』の舞台にピッタリのロケーション。もちろん、EXP Toursがこのゲスト・ハウスをおすすめするのは、映画の舞台になったからという理由だけではありません。映画の世界を知らなくても、訪れた人を優しく包んでくれる空気感をきっと感じるはず。足を踏み入れた途端に思わずフッと肩から力が抜けるような、そんな空間が広がっています。

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素の自分のままで過ごす場所

緑の芝生が眩しい敷地を歩くと、木々や花々の間に、5つのコテージが並んでいます。東屋風のオープン・スペースをダイニングとして使える『すいかハウス』(2棟あります)、かつて働いていたボランティア・スタッフによる手作りの『土の家』、ゆっくりと過ごせるオープン・テラスを備えた『イチカワハウス』、ツー・ベッドルームにプライベート・ガーデンが付いた『カーリーハウス』。設備も間取りもバラバラのコテージは、それぞれがストーリーを持っています。そして、どれを選んでも自宅のように(自宅以上に?)くろげます。豪華な調度品や最新の設備、かゆいところに手が届くサービスなどはありませんが、余計なことは忘れてシンブルな自分自身に戻るには絶好の環境です。

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 リゾートを楽しむことで子供たちを支援

<ホシハナ・ビレッジ>という名称とコテージのネーミングからもわかるように、このゲスト・ハウスをメイン運営しているのは、日本人です。ご存知の方も多いかもしれませんが、母体となっているのは『バーンロムサイ』という、両親をエイズでなくし、自身も母子感染でHIVウィルスを抱えてしまった子供たちの生活施。エイズというと「死に至る病」というイメージが強いため、かかわることをためらう人も多いのですが、現在ではエイズの発症は服薬によっておさえることができます。また通常のコミュニケーションによって感染することは100%ありません。

『バーンロムサイ』はこの子供たちに希望を与え将来の自立を支援するための施設なのです。詳細は『バーンロムサイ』のホームページ(下にリンクがありますので、ぜひご覧ください)に譲るとして、<hoshihana village>は『バーンロムサイ』に隣接しており、『バーンロムサイ』の子供たちもゲスト・ハウスの運営を手伝っています。チェックインの際に荷物を運んでくれたり、料理を作ってくれたり、みんな笑顔でサービスしてくれます。そして、hoshihana village>の宿泊料は、そのまま『バーンロムサイ』への支援になります。また、『バーンロムサイ』の敷地には、工房があり、そこでつくられたアイテムを販売するショップもあります。

「社会貢献」と肩肘張る必要はありません。自然に恵まれた美しい環境でリラックスしたり、ショップでかわいい小物や洋服を買うことが、そのまま『バーンロムサイ』の子供たちの未来をつくる礎となるのですから。

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