店によって味もさまざま
チェンマイ名物『カオソーイ』

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皆さん、こんにちは。日本では桜の季節が終わり、爽やかな初夏に突入しましたね。バンコクは連日スコールに見舞われ、本格的な雨季に突入した模様です。

さて、気候や風土に恵まれた日本では、名物や特産品があり、旅の醍醐味となっていますが、タイは地域ごとの気候風土が似通っているためか、名物があまりないように見受けられます。とは言え、「ここに来たら、必ずこれを食すべし!」と言った看板料理がない訳ではありません。

今回は、「チェンマイに行ったら必ず食べて欲しい!」とイチオシの『カオソーイ』をご紹介しようと思います。バンコクに負けず劣らず、観光客に人気のチェンマイ。大自然に恵まれた、京都を思わせる古都です。気候はバンコクと比較すると幾分涼しいので、乾季(11~3月くらい)にチェンマイに行く際は、長袖のカーディガンやジャケットなどが必須です。

さて、そんなチェンマイ名物の『カオソーイ』とは一体どの様な食べ物か・・・・・・。ガイドブックなどでは「カレー・ラーメン」と紹介されていることが多いでしょう。うん、間違いではない・・・・・・・けど、なんか違和感。 ココナッツの効いたスープカレーに平たい麺と柔らかチキンが入り、サクサクの揚げた麺がトッピングされ、お好みで付け合わせの赤玉ねぎや漬け物を入れて食べる料理です。日本のラーメンでも、こってりが好きな人、あっさりが好きな人・・と好みが分かれるところですが、こってり系にあっさり系、ドロドロ系など、お店によって味が微妙に違うので、カオソーイもお気に入りの味を求めて食べ歩きをしてみると面白いでしょう。
カオソーイはクイッティアオと同じく、麺の量が少ないことが多いので、女性でもペロッと平らげることが出来ると思います。

カオソーイ

赤タマネギや漬物、ライムなど薬味はお好みでどうぞ

 

AKIKO Profile

AKIKO

1982年11月10日 東京都生まれ。2008年度ミスインターナショナル日本代表選出大会ファイナリストに選ばれたのをきっかけに、「もっと世界を見てみたい」と思い、上海、北京、香港に単身渡り、モデルの仕事とともに、中国語を学ぶ。その後、縁あってタイでモデルとして活動。現在は、モデル、MC、ルーシーダットンのインストラクターがメイン。日本野菜ソムリエ協会のベジフルビューティー セルフアドバイザーの資格も取得している。また、日本人女性向けフリーマガジン『Arche+』にコラムを連載中。

ルーシーダットンを通じて日タイを結ぶプロジェクト「RUSIEstyle」
www.rusiestyle.com
所属事務所Yoshie Incのホームページ
http://www.yoshieinc.co.jp/