月別アーカイブ: 2013年12月

気軽に屋台にチャレンジ!!!

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前回は、気軽に屋台気分を楽しめる、清潔で安くて美味しいオススメのフードコートをご紹介しましたが、今回はいよいよ本当の屋台についてお話ししましょう。
街中を歩くと、早朝から深夜までそこら中に屋台を見かけますが、どの店がおいしいのか、どの店が安心して食べられるのか、慣れていないとなかなか見当がつきませんよね。そんな屋台初心者の方にオススメしたいのが、たくさんの店が集まっている屋台街です。
BTSトンロー駅を降りてすぐ、スクンヴィット ソイ38にある屋台街は有名で、人気のパッタイ屋やココナッツで炊いたもち米とマンゴーを一緒に食べるスウィーツ「カオニャオマンムアン」屋、フルーツスムージー屋、タイ風チキンライス「カオマンガイ」屋、タイ風ラーメン「バミー」屋などなど、とにかくたくさんの屋台があります。昼間は閑散としていますが、夕方(17時過ぎ)から深夜にかけてたくさんの人で賑わいます。
さて、屋台で心配なのは注文方法ですよね? でも、ご安心ください! 外国人が多いスクンヴィット・エリアにあるため、店員は外国人に慣れていることが多いです。また、お店によっては日本語や英語のメニューが用意されていますよ。席はというと、屋台の目の前、道路に面した開放感たっぷりな席と、屋台の奥にある食堂の店内の様な席の二通りあります。
さて、せっかくたくさんの屋台があるのだから、「色んなお店で、たくさんの種類を食べたい!」そう思いますよね? タイの屋台のシステムはそう言う方にピッタリ。なんと、他のお店のメニューであっても、注文が出来るんですよ。値段も30バーツくらいからとお値打ちなので、気になっていたあの味やこの味を試してみる大チャンスです。
エアコンのない屋台で、汗をかき、風を感じながら食べるタイ料理は格別です。地元の人も足を運ぶ屋台ですので、本物のタイ料理と屋台の文化を同時に味わえます。ぜひチャレンジしてみて下さいね。

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お店の場所はこちら—-> 美味タイMAP

 

AKIKO Profile

AKIKO

1982年11月10日 東京都生まれ。2008年度ミスインターナショナル日本代表選出大会ファイナリストに選ばれたのをきっかけに、「もっと世界を見てみたい」と思い、上海、北京、香港に単身渡り、モデルの仕事とともに、中国語を学ぶ。その後、縁あってタイでモデルとして活動。現在は、モデル、MC、ルーシーダットンのインストラクターがメイン。日本野菜ソムリエ協会のベジフルビューティー セルフアドバイザーの資格も取得している。また、日本人女性向けフリーマガジン『Arche+』にコラムを連載中。

ルーシーダットンAngSanaのWebサイト
www.facebook.com/rusieduttonAngSana

AKIKO オフィシャルブログ RUN! AKT! RUN!
http://www.ameblo.jp/a-k-i-t-y/

デモに揺れる師走のバンコク
でも、市民生活は日々平穏

バンコク

『ニュースクリップ』より転載

原発問題、TPP、増税、そして都知事の選挙資金問題など。日本の政治は相変わらず迷走している。一方、反政府デモで揺れるタイの政治はこれまた暴走の繰り返しだ。
11月末には反政府デモ隊の一部と政府支持派の間で闘争が起き、はじめての死者、そして50名を超える負傷者がでた。
この時から世間の反政府デモに対する状況が大きく変わった気がする。
政府が深夜の外出を自粛するよう呼びかけた為に賑やかなはずの12月のバンコクの繁華街は閑散となった。また日本人学校が数日、臨時休校した。今月14日に開催予定だった『日タイ交流ラムウォン盆踊り大会』も開催中止になった。
こう書くとかなり悲壮感が漂う。しかし実は、庶民の生活に大きな影響が出ているわけではない。大概の人がちゃんと職場へ赴き普通に仕事をしている。郵便物も通常通り配達され、コンビニも普段通りの24時間営業。物資の物流に大きな乱れも見られない。
バンコクに住む人々は至って普通の暮らしをしている。デモ隊や政府支持者に対して中立な立場をとるタイ人もかなりいる。
なのに、日本からは「大丈夫なのか?」と心配するメールや電話が今でも絶えない。2年前の洪水の時もそうだった。新聞やテレビは局地的にしか報道しないので、あたかもタイ全体が混乱しているように感じるのだろう。
タイ国政府観光庁は、政治的混乱により12月から1月にかけて、タイを訪れる観光客は大幅に減少する見込みを発表している。実際にバンコクの観光スポットであるカオサン通りはホテルの予約率が30%まで下がっているという。12月としては異例の状態だ。
インラック首相は下院の解散を決議し、選挙へと踏み切った。しかし反政府デモを主宰するステープ元副首相からは現政権へ歩み寄る姿勢は一切伺えない。まだまだこの状態がしばらく続くのだろうか?
師走。1年の最後の月、12月。
日本の迷走。タイの暴走。
街を走り回るのは教師だけで十分じゃないか。傍観者の日本人はそう思うのである。

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『ニュースクリップ』より転載

 

中村蒸一 Profile

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タイで日本居酒屋<寅次郎><どんたく 九州酒場>を展開する、なえぎ(タイランド)株式会社代表。
詳しくはこちらをクリック!

インタビュー「熱い思いで本物の日本居酒屋をタイに根付かせる!」

【Photos】「北方のバラ」チェンマイ 

イーペン・ランナー・インターナショナル2013 チェンマイ

+ 今年の『イーペン・ランナー・インターナショナル』は11月23日土曜日に開催されました。コームローイ(天燈)が空に放たれた瞬間の高揚感は、参加しないと味わえません。

 

アヌサーン市場 チェンマイ

+ ナイト・バザールから入った場所にあるアヌサーン市場。物販の屋台の奥には、シーフード・レストランが並んでいます。

 

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+ ソンテウ(ピックアップ・トラックを使った乗合タクシー)の荷台から撮影。バンコクに比べると屋台は少ないかもしれません。

 

チェンマイ シリランナー

+ 旧市街の<シリランナー>ホテルのプールサイドで見つけた置物。タイ人はかわいいもの好きですね。

 

リバーサイド チェンマイ

+ ピン川沿いのレストラン<リバーサイド>で。お祭り『ロイクラトン』の飾り付けがまだ残っていました。

 

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イーペン・ランナー・インターナショナル

+ 『イーペン・ランナー・インターナショナル』の会場。荘厳な雰囲気のなか、読経などの儀式が執り行われた後にコームローイ(天燈)を上げます。歓声を上げ大いに盛り上がる方もいれば、合掌したまま、空の彼方に消えていくコームローイを目で追い続ける方も。それぞれの想いをのせて、コームローイは天高く舞い上がっていきました。

コームローイ イーペン・ランナー・インターナショナル

 

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ワット・チェディ・ルアン

+ 旧市街のほぼ中央に鎮座する古刹<ワット・チェディ・ルアン>。この日は、中国からの観光客でにぎわっていました。

 

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エアポート・プラザ

+ チェンマイ空港そばのショッピング・モール<エアポート・プラザ>では、すでにクリスマス商戦がスタート!

 

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ほしはなビレッジ チェンマイ

+ チェンマイ市街地からクルマで30分少々の場所にあるゲストハウス<ほしはなビレッジ>。緑の芝生に落ちる木漏れ日を眺めながら、ゆったりと過ごしました。

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ほしはなビレッジ チェンマイ

+ <ほしはなビレッジ>に隣接する施設<バーンロムサイ>の子供たち。ソックスの形をした手作りのキーホルダーを売っています。彼らは一度も海を見たことがありません。だから、みんなでお金を貯めて海を見に行くんだそうです。

<ほしはなビレッジ>の詳細はこちらをご覧ください。

緑豊かなチェンマイ郊外ののどかなリゾートで羽根を伸ばす

 

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チェンマイ

+ <ほしはなビレッジ>から歩いて10分ほどの場所にある、通称「グランド・キャニオン」。地元の人の密かな観光名所になっているようです。日曜日ということもあって、にぎわっていました。

 

 

メーヒア市場

メーヒア市場

+ <ほしはなビレッジ>からチェンマイ中心部へ戻る道すがらにある<メーヒア市場>。ローカル色たっぷりで、珍しい果物や菓子も売っていました。

 

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チェンマイ

+ ふと迷い込んだ旧市街のお寺。小学校を併設しているようです。ちょうど掃除時間で生徒たちが境内に出ていました(さぼっている子もチラホラ)。

 

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チェンマイ

+ 旧市街の北側のエリアは、楽器や中古家電、エンジンのパーツなどを売る店が並んでいます。観光客向けではありませんが、地元の人の暮らしぶりがよくわかります。

 

 

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フエン・ペン

+ 旧市街随一の人気店<フアン・ペン>は北部タイ料理の店。女性誌にたびたび取り上げられたせいか、日本人の姿も多く見かけますが、ここ最近は中国人のグループが目立ちます。昼はカジュアルな食堂。夜はシックなレストランに(なるそうです)。

 

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+ 路傍でゲームに興じるおじさんは昼夜かかわらずよく見かけます。のんびりしてますねぇ。

 

チェンマイ

+ 旧市街ではストリート・ペインティングも結構見かけます。芸術学部を擁するチェンマイ大学の学生の仕業でしょうか?

 

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+ ラーチャダムヌン通りにある瀟洒な建物はずっと空き家でしたが、ゲスト・ハウスが入ったようです。

 

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チェンマイ

+ ゾウをモチーフにした雑貨を多く取りそろえたショップ<Supachet Studio>。オーナーはアーティストで、ショップの奥はアトリエになっていました。

 

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チェンマイ

+ お寺が多いことから京都も引き合いに出されるチェンマイ。それぞれのお寺に特色があります。本堂では熱心に祈りを捧げる人々の姿が。

 

 

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2月までがベスト・シーズン。チェンマイ・ツアーのお申込み、お問い合わせはこちらから。

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その味にハマる人が続出!のソムタム

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タイ人にも日本人にも大人気のタイ料理、それは『ソムタム』。完熟前の青パパイヤを細切りにし、とうがらしや干し海老、トマト、ピーナッツ、長ささげなどと一緒に和えたサラダです。材料をクロックと呼ばれる石臼に入れ、トントントントン叩いて出来上がり! 日本では青いままのパパイヤを食べる習慣がないので、不思議な感覚ですが、甘酸っぱい爽やかな味が、常夏の国タイで食べるととっても美味しいんですよ。

ソムタムにもたくさん種類があって、沢蟹が入った『ソムタムプー』や、お魚の入った『ソムタムプラー』、塩漬け卵が入った『ソムタムカイケム』などなど、具によって様々な顔を見せてくれるところも魅力的です。

ソムタムを作る際に欠かせない石臼=クロックをお土産に買って帰る人もいるくらい、ソムタムには良い意味で中毒性があるのかもしれません。ちなみに、クロックは『チャトチャックウィークエンドマーケット』で買うことができます。

ちなみに、辛さは・・・と言うと、ものすごく辛いです。クロックで叩くことによって、トウガラシが細かくなるので、種が飛び散らばり、ソムタム全体を辛さが襲います。辛いのが苦手な方は、注文時に「マイペッ(辛くしないでね)」と一言伝えるのを忘れずに! 屋台なんかではクロックを洗わずに次の注文時にも使うので、唐辛子がクロックの中に残っていて、結局辛い・・・なんてことも。本場の辛さを経験してみるのもいいかも(!?)。

さて、タイ人だけでなく、外国人や、老若男女みんなに愛されているソムタムですが、タイにはなんと専門もあるんです。日本では食べる機会がなかないので、タイに来たらぜひ本場のソムタムを味わっていただきたいです。ソムタムはとてもポピュラーなメニューなので、カジュアルなレストランから高級店まで、だいたいどんなお店にもありますよ。

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AKIKO Profile

AKIKO

1982年11月10日 東京都生まれ。2008年度ミスインターナショナル日本代表選出大会ファイナリストに選ばれたのをきっかけに、「もっと世界を見てみたい」と思い、上海、北京、香港に単身渡り、モデルの仕事とともに、中国語を学ぶ。その後、縁あってタイでモデルとして活動。現在は、モデル、MC、ルーシーダットンのインストラクターがメイン。日本野菜ソムリエ協会のベジフルビューティー セルフアドバイザーの資格も取得している。また、日本人女性向けフリーマガジン『Arche+』にコラムを連載中。

ルーシーダットンAngSanaのWebサイト
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贈り贈られるタイの年末商戦
かつての主役はウイスキーでしたが・・・

バンコク タイのコト・モノ事情

 

11月の後半に入るとタイでもクリスマスの飾りつけがはじまる。クーラーがガンガンにきいたデパートで見る巨大なクリスマスツリー。タイに来た当初はかなり違和感を覚えた。日中の温度が30度前後。多少涼しくなったとはいえ「クリスマス」という気温ではない。

日本人としての季節感と現実のギャップに脳の情報処理が追いつかない感じだった。

そしてクリスマスの飾りつけと同時にはじまるのが年末商戦だ。日本のお歳暮と同じように、お世話になった方へ贈り物をする習慣がタイにもある。ただ違うのは贈り合う期間が年始まで続くこと。そして大概、贈り先へ代表者がお伺いして手渡しすることだろうか。日本のように宅配便がないとはいえ、タイの方が昔ながらなのである。

だから12月になるとこちらから挨拶に伺ったり、また逆にご挨拶の訪問が増えたりと普段以上に忙しくなる。それがタイの12月なのだ。

そしてタイの年末ギフトの定番と言えばギフト・バスケット。篭に入った盛り合わせである。お菓子やジャム、インスタントコーヒーなど食料品の詰め合わせが一番多い。

高級感のある輸入菓子などを入れ込みながら、いかに見栄え良く篭に詰め合わせるか? それが売り場の担当者の腕の見せどころなのだろう。売り場の隅でギフト・バスケット作りに四苦八苦している風景はこの季節ならではである。

そして価格は日本の松竹梅じゃないが、3段階ぐらいに分かれている場合が多い。1000バーツ以下、1500バーツ前後、2000バーツぐらいの価格が一般的だろうか。

数年前まではギフト・バスケットの主役は高級ウイスキーだった。今ではアルコール販売時間の規制が厳しくなって全く見かけなくなってしまった。その代わりに篭に鎮座しているのは「ツバメの巣」など高級健康食品だ。

酒より健康食品。これも時代の流れなのだろうか。生活が豊かになると、そうところにも変化が表れてくるのだろう。

酒好きにとっては年末の楽しみが減ってちょっと寂しいが喜ぶべきことなのかもしれない。

 

タイのモノ・コト事情

+ きれいにラッピングされたギフト・バスケット。食品は根強い人気のようですね。

 

中村蒸一 Profile

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タイで日本居酒屋<寅次郎><どんたく 九州酒場>を展開する、なえぎ(タイランド)株式会社代表。
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インタビュー「熱い思いで本物の日本居酒屋をタイに根付かせる!」