緑豊かなチェンマイ郊外の
のどかなリゾートで羽根を伸ばす

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映画を見ていても、見てなくても

2009年に公開された日本映画『プール』は、なぜだかはわからないけど導かれるようにタイ・チェンマイを訪れ、そこで暮らし始めた人々の物語です。主演は小林聡美。同じく彼女が主演した『かもめ食堂』『めがね』とよく似た空気感をまとっているのは、企画の霞澤花子をはじめ、スタッフの多くが重なっているから(ただし、監督は前2作の荻上直子ではなく、数多くのテレビ・ドラマや映画の脚本を手掛ける大森美香です)。

この映画のロケが行われたのがチェンマイ郊外に実在するゲスト・ハウス<hoshihana village ホシハナ・ビレッジ>です。あくまでも穏やかに日常が流れていく映画『プール』の舞台にピッタリのロケーション。もちろん、EXP Toursがこのゲスト・ハウスをおすすめするのは、映画の舞台になったからという理由だけではありません。映画の世界を知らなくても、訪れた人を優しく包んでくれる空気感をきっと感じるはず。足を踏み入れた途端に思わずフッと肩から力が抜けるような、そんな空間が広がっています。

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素の自分のままで過ごす場所

緑の芝生が眩しい敷地を歩くと、木々や花々の間に、5つのコテージが並んでいます。東屋風のオープン・スペースをダイニングとして使える『すいかハウス』(2棟あります)、かつて働いていたボランティア・スタッフによる手作りの『土の家』、ゆっくりと過ごせるオープン・テラスを備えた『イチカワハウス』、ツー・ベッドルームにプライベート・ガーデンが付いた『カーリーハウス』。設備も間取りもバラバラのコテージは、それぞれがストーリーを持っています。そして、どれを選んでも自宅のように(自宅以上に?)くろげます。豪華な調度品や最新の設備、かゆいところに手が届くサービスなどはありませんが、余計なことは忘れてシンブルな自分自身に戻るには絶好の環境です。

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 リゾートを楽しむことで子供たちを支援

<ホシハナ・ビレッジ>という名称とコテージのネーミングからもわかるように、このゲスト・ハウスをメイン運営しているのは、日本人です。ご存知の方も多いかもしれませんが、母体となっているのは『バーンロムサイ』という、両親をエイズでなくし、自身も母子感染でHIVウィルスを抱えてしまった子供たちの生活施。エイズというと「死に至る病」というイメージが強いため、かかわることをためらう人も多いのですが、現在ではエイズの発症は服薬によっておさえることができます。また通常のコミュニケーションによって感染することは100%ありません。

『バーンロムサイ』はこの子供たちに希望を与え将来の自立を支援するための施設なのです。詳細は『バーンロムサイ』のホームページ(下にリンクがありますので、ぜひご覧ください)に譲るとして、<hoshihana village>は『バーンロムサイ』に隣接しており、『バーンロムサイ』の子供たちもゲスト・ハウスの運営を手伝っています。チェックインの際に荷物を運んでくれたり、料理を作ってくれたり、みんな笑顔でサービスしてくれます。そして、hoshihana village>の宿泊料は、そのまま『バーンロムサイ』への支援になります。また、『バーンロムサイ』の敷地には、工房があり、そこでつくられたアイテムを販売するショップもあります。

「社会貢献」と肩肘張る必要はありません。自然に恵まれた美しい環境でリラックスしたり、ショップでかわいい小物や洋服を買うことが、そのまま『バーンロムサイ』の子供たちの未来をつくる礎となるのですから。

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『バーンロムサイ』Webサイト

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