投稿者「exp-th_hasegawa」のアーカイブ

クーデターがタイにもたらすものは
いったい何なのか?

5835

タイに来てから2度目のクーデターが起きた。戒厳令が出されて3日目。驚きよりも、安堵の思いの方が強かった気がする。結局タイの場合はこうなるのか。とうとう行き着くところまで行き着いたのだな。そう思わせてくれるクーデターだった。

そしてクーデターから6日間続いた午後10時から翌朝5時までの夜間外出禁止令。これは正直、飲食業を営む身には堪えた。当然ながら団体予約のほとんどがキャンセルである。従業員の安全確保の為にも営業時間を短縮して対応するが、現場はやはり混乱した。

4年ほど前のタクシン派デモ制圧の後に出された夜間外出禁止令の時は、外出禁止の必然性があったような気がする。セントラル・ワールド、テレビ局、銀行などに火が放たれ、殺気立った雰囲気が街中に漂っていた。しかし、あの時はクーデターではなかった。

確か非常事態宣言の延長に夜間外出禁止令があった記憶がある。今回のクーデターによる夜間外出禁止令は、あまり危機感を感じない。どことなく緩いかんじがする。外出禁止時間目前に家路を急ぐ人々の顔は明るい。普段より早く自宅へ戻れるのは大人でも嬉しいものなのだろう。

果たして、これからタイの政情はどうなるのか。悪夢は繰り返されるのだろうか。それとも雨降って地固まるの如く好転するのか。こればかりは誰も分からない。

今回のクーデターに対して日本政府は批判的な立場だった。確かに日本の民主主義からしたらタイのクーデターは容認しがたいだろう。しかし、軍政が発した「民主的権利の>表現方法がタイは諸外国とは違う」の言葉は妙に納得させられた。日本の正義が必ずしも世界の正義とは限らない。タイにはタイの民主主義がある。きっとそうなのだと思う。

今回の夜間外出禁止令によって家族の愛と絆が深まったというタイ人の声も聞く。テレビは静止画像。歓楽街へ飲みに行く事も出来ない。原則5人以上の集会も禁止されている。夜間外出禁止令によるベビーブームがきっと起きるぞと冗談を言う人もいる。どんな時も生きることにポジティブでいられる。これこそタイ人気質なのだろうか。

夜間外出禁止令も決して悪いことばかりではないようだ。

Exif_JPEG_PICTURE

※画像はWebサイト『ニュースクリップ』より転載。

 

中村蒸一 Profile

ph7

タイで日本居酒屋<寅次郎><どんたく 九州酒場>を展開する、なえぎ(タイランド)株式会社代表。
詳しくはこちらをクリック!

インタビュー「熱い思いで本物の日本居酒屋をタイに根付かせる!」

チェンマイからやって来た
おしゃれティーハウス

2014-05-20-10-10-25_deco

タイでは、一般的に緑茶がよく飲まれています。最近は『スターバックス』などのコーヒーチェーンも大人気で、庶民の間にだいぶ定着しましたが、「紅茶はどうか?」と言うと・・・・・・。カフェやレストランでは紅茶を出すところもありますが、本格的なものは少なく、ティーバッグが主流となっています。
そんななか、味も雰囲気も素敵なティーハウスがバンコクの紅茶党に人気を博しています。BTSプロンポン駅から徒歩10分くらい、スクンヴィット・ソイ24にある<ヴィアンジュムオン・ティーハウス Vieng Joom On Teahouse>です。タイ北部はチェンマイに本店を構え、店名はタイ北部の言葉で「ピンクの家」を意味しているそうです。
ゴージャスでカワイイ世界観が特徴の店内は、紅茶に中国茶、緑茶、ハーブティー、フルーツティーにスウィーツ、軽食などが楽しめます。ホットで注文すると、ポットで提供されるので、たっぷりお茶を楽しむことが出来ます。 お茶のお供にオススメなのが、珍しい「ルイボスティーのムース」です。適度な甘さで、とろーりおいしい食感のムースは、見た目も美しく、優雅なティータイムに華を添えてくれるでしょう。
店内では、茶葉にティーポット、カップ、ティーストレイナー(茶こし)など、紅茶をおいしく淹れるためのグッズも販売しています。パッケージがとってもおしゃれなので、ご自宅用はもちろん、プレゼントにもオススメです。
セントラルワールドにも支店がありますが、おすすめはスクンヴィット・ソイ24店。席がゆったりしているので、周りを気にせず、お茶を楽しむことが出来ると思います。

 

2014-05-20-10-11-32_deco 2014-05-20-10-10-57_deco

お店の場所はこちら—-> 美味タイMAP

 

AKIKO Profile

AKIKO

1982年11月10日 東京都生まれ。2008年度ミスインターナショナル日本代表選出大会ファイナリストに選ばれたのをきっかけに、「もっと世界を見てみたい」と思い、上海、北京、香港に単身渡り、モデルの仕事とともに、中国語を学ぶ。その後、縁あってタイでモデルとして活動。現在は、モデル、MC、ルーシーダットンのインストラクターがメイン。日本野菜ソムリエ協会のベジフルビューティー セルフアドバイザーの資格も取得している。また、日本人女性向けフリーマガジン『Arche+』にコラムを連載中。

ルーシーダットンを通じて日タイを結ぶプロジェクト「RUSIEstyle」
www.rusiestyle.com
所属事務所Yoshie Incのホームページ
http://www.yoshieinc.co.jp/

高雅な空気を感じる
「ロイヤル・リゾート」

Hua Hin Thailand

+ 静かなビーチ沿いのリゾート、ホアヒンをカオ・タキアップ方面から一望

 

100年前にはじまったリゾートとしての歴史

ホアヒンがリゾート地としてその名を刻んだのは20世紀初頭のこと。1911年にバンコク〜マレーシアの鉄道がこの地に開通。当時イギリス領だったマレーシアから、欧米人がその鉄道を利用して保養に訪れはじめたことがきっかけだそうです。その後、チャアムからホアヒンへと続く海岸線沿いに王室が次々に別荘を構え、「ロイヤル・リゾート」としての地位を確立しました。

バンコクからホアヒンに向かう途中、まずわたしたちが訪ねたのは、ペッチャブリーにある、ラーマ5世が手掛けた<プララーム・ラーチャニウェート>、別名『バンブン離宮』です。

 

プララーム・ラーチャニウェート Pharam Ratcnaniwet

ラーマ5世は、奴隷制度の廃止、学校教育の開始、官僚制の導入など、「チャクリー改革」と呼ばれる数々の改革を断行し、タイの近代化に大きな足跡を残しました。彼が私財を投じて建設に乗り出した離宮をデザインしたのはドイツ人。ウィルヘルム・カイザーの宮殿をモデルとし、調度などもヨーロピアン・スタイルでまとめられています。この離宮が着工した1910年にラーマ5世は崩御。息子のラーマ6世が建築を引き継ぎ、完成したのは6年後のことでした。1918年からは離宮ではなく国賓の宿泊施設として使用され、それとともに名称も変わりました。

庭園に立つラーマ5世像の前で手を合わせる人々の姿も目にしました。彼は今でも国民の間で高い人気を誇っているそうです。

プララーム・ラーチャニウェート(バーンブン離宮) ホアヒン

ラーマ5世 プララーム・ラーチャニウェート(バーンブン離宮)

プララーム・ラーチャニウェート(バーンブン離宮)

プララーム・ラーチャニウェート(バーンブン離宮)

 

マルカッタイヤワン宮殿 Marukhathaivawaii Palace

<プララーム・ラーチャニウェート>からホアヒン方面へさらに1時間ほど車を走らせると、ラーマ6世が夏を過ごすために造った宮殿<マルカッタイヤワン宮殿>に到着します。こちらはイタリア人による設計による風通しのよい高床式の構造で、メインとなる3つの建物は渡り廊下でつながっています。さわやかなブルーに染められた建物は涼しげな印象。内部も見学でき、玉座やベッド、テーブルなど、王族の暮らしぶりが伺われる調度が残っています(撮影は禁止)。

この日は修学旅行かと思われる子供たちが訪問していて、敷地にはにぎやかな歓声が聞こえていました。一般のタイ人観光客にも人気のスポットで、敷地内にはおしゃれなショップも併設されています。

マルカッタイヤワン宮殿

マルカッタイヤワン宮殿

マルカッタイヤワン宮殿

マルカッタイヤワン宮殿

マルカッタイヤワン宮殿

マルカッタイヤワン宮殿

 

 プラーンワン Plearnwan

<マルカッタイヤワン宮殿>からホアヒン市街までは車で15分。 ホテルにチェックインする前に地元で人気のショッピングモールに立ち寄ってみましょう。<プラーンワン>は1920〜1930年代のタイをモチーフにしたヴィンテージ感あふれる施設です。名称は英語の「Play(遊ぶ)」と「Learn(学ぶ)」、タイ語の「Wan(過去)」を組み合わせた造語。オープンエアの2階建ての建物には、雑貨や衣料のショップやカフェが並ぶほか、観覧車やゲストハウスも併設しています。

外国人旅行客の姿はほとんど見かけず、バンコクあたりから来たと思しきタイ人が楽しそうに写真撮影に興じる姿が目立ちます。2Fにある祠で手を合わせている若者はムエタイの選手でしょうか。来る試合での勝利を祈っているのかもしれませんね。

plearnwan hua hin ホアヒン

plearwan hua hin ホアヒン

plearnwan hua hin ホアヒン

plearnwan hua hin ホアヒン

plearnwan hua hin ホアヒン

plearnwan hua hin ホアヒン

plearnwan hua hin ホアヒン

 

デチャヌシット通り Dechanuchit Rd.

日が落ちたら、まずは腹ごしらえに出かけましょう。目指すは<サンタイ・シーフード Sangthai Seafood>。潮風が心地よい海岸沿いのレストランです。

ホアヒンにもナイト・マーケットがあります。街の中心にあるデチャヌシット通りには、レストランやバーのほか、みやげものにTシャツ、フルーツ、おやつなどを売る露店がズラリ。雨の日もOKなアーケード街もあります。どこもにぎわっていますが、混雑し過ぎずほどほどな感じ。

sangthai seafood ホアヒン hua hin

sangthai seafood ホアヒン hua hin

night market hua hin ホアヒン

night market hua hin ホアヒン

night market hua hin ホアヒン

night market hua hin ホアヒン

night market hua hin ホアヒン

 

ホアヒン・ビーチ Hua Hin Beach

ホアヒンのアクティビティと言えば、やはりビーチ。5kmにわたって白い砂浜が続くホアヒン・ビーチはとても静か。なぜなら水上オートバイのようなエンジン音を発するマリン・スポーツが禁止されているからです。のんびりと散歩を楽しんだり。ビーチ・チェアに寝そべって読書もいいのですが、せっかくなので名物の乗馬にトライしてみましょう。乗馬と言ってもいわゆる引き馬なので、乗馬初心者でもご安心を。ビーチにつづく沿道に並ぶみやげもの屋を見て歩くのも楽しいですよ。

hua hin beach ホアヒン

hua hin beach ホアヒン

hua hin beach ホアヒン

 

ワット・フワイ・モンコン Wat Huay Mongkol

ホアヒン郊外の見どころもご紹介しましょう。市街地から西に15kmほどの距離にある<ワット・フワイ・モンコン>は、16世紀に実在した伝説の僧侶、ルアン・プー・トゥアットを祀ったお寺です。このルアンさんは超常能力を持っており、水の上を歩いたり海水を真水に変えたりと数々の奇跡を起こしたそうです。高さ11.5m、幅9.9mのルアン像はインパクト大。休日はタイ人の参拝客で混雑しています。小さなルアン像が乗ったゾウは、足の間をくぐると運気が上がるとのこと。

P1100819

ワット・フワイ・モンコン Wat Huay Mongkol ホアヒン

ワット・フワイ・モンコン Wat Huay Mongkol ホアヒン

ワット・フワイ・モンコン Wat Huay Mongkol ホアヒン

 

サラ・ワイン・バー・アンド・ビストロ THE SALA WINE BAR AND BISTRO

ホアヒン市街地から西に30kmの位置には、なんとワイナリーがあります。欧米にも輸出されている『モンスーン・バレー』というブランドで知られる『サイアム・ワイナリー』社が開設。2023ヘクタールという東南アジア最大規模のブドウ畑は、ゾウに乗って散策することができます。そばにあるレストラン<サラ・ワイン・バー・アンド・ビストロ>では、イタリア料理を提供。『モンスーン・バレー』はもちろんのこと、『サイアム・ワイナリー』の主力商品のテイスティングが楽しめます。

P1100828

P1100831

サラ・ワイン・バー・アンド・ビストロ THE SALA WINE BAR AND BISTRO

サラ・ワイン・バー・アンド・ビストロ THE SALA WINE BAR AND BISTRO

サラ・ワイン・バー・アンド・ビストロ THE SALA WINE BAR AND BISTRO

サラ・ワイン・バー・アンド・ビストロ THE SALA WINE BAR AND BISTRO

 

サム・パン・ナム・フローティング・マーケット Sam Phan Nam Floating Market

ちょっとベタな観光スポットと言えば水上マーケット。湖の周りにショップやレストランが並んでいます。場内は機関車で移動できるほか、ボートで周遊することも可能。休日にはアトラクションも用意しているようです。

Sam Phan Nam Floating Market 

Sam Phan Nam Floating Market

Sam Phan Nam Floating Market

Sam Phan Nam Floating Market

 

【ホアヒンのおすすめホテル】

ホアヒンのビーチ沿いには、クオリティの高いリゾート・ホテルが立ち並んでいます。そのなかでも人気の3軒をピック・アップ。

 

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin

日本人にも人気の高いホテルです。白を基調としたデザインがリゾート気分を盛り上げてくれます。人数が多い場合は、ジャクジーや専用プールが付いたヴィラ・タイプの部屋もおすすめ。

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin

ウォラ・ブラ・ホアヒン・リゾート・アンド・スパ
Wora Bura Hua Hin Resort and Spa

コロニアル調の優雅な雰囲気を湛えたホテル。敷地内にはそれぞれ趣向を凝らしたヴィラが立っています。調度品も重厚な印象。青い海が見える広々としたプールの開放感も特筆ものです。

ウォラ・ブラ・ホアヒン・リゾート・アンド・スパ Wora Bura Hua Hin Resort and Spa

ウォラ・ブラ・ホアヒン・リゾート・アンド・スパ Wora Bura Hua Hin Resort and Spa

ウォラ・ブラ・ホアヒン・リゾート・アンド・スパ Wora Bura Hua Hin Resort and Spa

ウォラ・ブラ・ホアヒン・リゾート・アンド・スパ Wora Bura Hua Hin Resort and Spa

ウォラ・ブラ・ホアヒン・リゾート・アンド・スパ Wora Bura Hua Hin Resort and Spa

ウォラ・ブラ・ホアヒン・リゾート・アンド・スパ Wora Bura Hua Hin Resort and Spa

 

レッツ・シー・ホアヒン・アル・フレスコ・リゾート
Let’s Sea Hua Hin Al Fresco Resort

ポップなデザインにファン多数。プールを挟んでヴィラが並んでいて、1Fであれば部屋から直接プールに入れます。屋上テラスのある2Fの部屋(デラックス・スイート)とどちらを選ぶか迷いそう。

Let's Sea Hua Hin Al Fresco Resort ホアヒン

Let's Sea Hua Hin Al Fresco Resort ホアヒン

Let's Sea Hua Hin Al Fresco Resort ホアヒン

Let's Sea Hua Hin Al Fresco Resort ホアヒン

 

Let's Sea Hua Hin Al Fresco Resort ホアヒン

 

Let's Sea Hua Hin Al Fresco Resort ホアヒン

Let's Sea Hua Hin Al Fresco Resort ホアヒン

 

 

data

プララーム・ラーチャニウェート Pharam Ratcnaniwet
Open Hour
8:00~16:00(土日~16:30)
Entrance Fee
50バーツ

マルカッタイヤワン宮殿 Marukhathaivawaii Palace
Open Hour
8:00~16:00(土日8:30~)
※水曜休館
Entrance Fee
30バーツ

プラーンワン Plearnwan
Open Hour
10:00〜22:00、金曜10:00〜24:00、土曜9:00〜24:00、日曜9:00〜22:00
Official Web(英語)

ホアヒン・ビーチ Hua Hin Beach
乗馬料金
30分300バーツ、15分200バーツ

ワット・フワイ・モンコン Wat Huay Mongkol
Open Hour
常時見学可能
Entrance Fee
なし

サラ・ワイン・バー・アンド・ビストロ THE SALA WINE BAR AND BISTRO
Open Hour
10:00〜18:00(食事の提供は11:00~17:30)
Official Web(英語)

サム・パン・ナム・フローティング・マーケット Sam Phan Nam Floating Market
Official Web(タイ語)

プタラクサ・ホアヒン Putahracsa Hua Hin
Official Web(英語)

ウォラ・ブラ・ホアヒン・リゾート・アンド・スパ Wora Bura Hua Hin Resort and Spa
Official Web(英語)

レッツ・シー・ホアヒン・アル・フレスコ・リゾート Let’s Sea Hua Hin Al Fresco Resort
Official Web(英語)

 

ホアヒンへの旅のご相談はこちらから。

contact 

 

 

 

Report a correction
内容に変更があった場合はこちらからお知らせください

インラック首相の失職により
タイの政治状況は新たな局面に!

外務省 海外安全ホームページ(タイ): http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=7#ad-image-0

在タイ日本国大使館ホームページ: http://www.th.emb-japan.go.jp/index.htm

 
5503

5505

タイ人の誰もが予測していた結果だったのではないだろうか。5月7日、とうとうその日が来たのである。
タイの憲法裁判所はインラック首相を含む閣僚9名を失職とする判決を下した。この判決で2年9か月に渡ったインラック政権は崩壊することになった。
離任の記者会見で首相は「選挙で選ばれた首相として、在任中の2年9か月と2日、誇りを持って職務に取り組んだ」「今後も常に国民の皆さんと共にいる」などと述べている。政権に対する未練や反政府派に対する怒りは全く感じられず、逆に潔さだけが印象に残った記者会見だった。これも、こうなる結果を予測していたからなのだろう。
今回の憲法違反の判決は政権の人事における職権濫用を問うものだった。タクシン元首相派である与党『プア・タイ』は判決が出た日に次の様な声明を出している。
「憲法裁判所の判決は違憲であり、民主政体の破壊を目指す『新たな形のクーデター』の一環である」
タイの憲法裁判所はタクシン派と反タクシン派の抗争が本格化した2006年以降、一貫してタクシン派に不利な判決を下し続けている。今回もその流れは変わる事がなかった。
現在は暫定政権がおかれているタイ政府だが、今後はどんな展開になるか見通しは立っていない。
そして一時勢力を弱めていた反政府派のデモは5月7日以降、以前のような勢いを取り戻しつつある。デモ隊の拠点がこれまでのルンピニ公園から主要テレビ局、タイ首相府近くへと移った。そして<セントラル・ワールド>の前には特設のステージまで設けられている。
今のところバンコク都内に目立った混乱は見うけられない。街中の商店や企業は通常通り営業している。しかし、一部で爆弾の爆破騒ぎが起きている。不穏な動きが全くないわけではない。バンコクの雰囲気が悪い方向へ向きつつあるのは事実だ。
今後タイの政治はどうなるのか。タイに住む日本人の多くは不安より疲れを感じている気がする。

◆写真はwww.thaigov.go.thより転載。

中村蒸一 Profile

ph7

タイで日本居酒屋<寅次郎><どんたく 九州酒場>を展開する、なえぎ(タイランド)株式会社代表。
詳しくはこちらをクリック!

インタビュー「熱い思いで本物の日本居酒屋をタイに根付かせる!」

店によって味もさまざま
チェンマイ名物『カオソーイ』

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

皆さん、こんにちは。日本では桜の季節が終わり、爽やかな初夏に突入しましたね。バンコクは連日スコールに見舞われ、本格的な雨季に突入した模様です。

さて、気候や風土に恵まれた日本では、名物や特産品があり、旅の醍醐味となっていますが、タイは地域ごとの気候風土が似通っているためか、名物があまりないように見受けられます。とは言え、「ここに来たら、必ずこれを食すべし!」と言った看板料理がない訳ではありません。

今回は、「チェンマイに行ったら必ず食べて欲しい!」とイチオシの『カオソーイ』をご紹介しようと思います。バンコクに負けず劣らず、観光客に人気のチェンマイ。大自然に恵まれた、京都を思わせる古都です。気候はバンコクと比較すると幾分涼しいので、乾季(11~3月くらい)にチェンマイに行く際は、長袖のカーディガンやジャケットなどが必須です。

さて、そんなチェンマイ名物の『カオソーイ』とは一体どの様な食べ物か・・・・・・。ガイドブックなどでは「カレー・ラーメン」と紹介されていることが多いでしょう。うん、間違いではない・・・・・・・けど、なんか違和感。 ココナッツの効いたスープカレーに平たい麺と柔らかチキンが入り、サクサクの揚げた麺がトッピングされ、お好みで付け合わせの赤玉ねぎや漬け物を入れて食べる料理です。日本のラーメンでも、こってりが好きな人、あっさりが好きな人・・と好みが分かれるところですが、こってり系にあっさり系、ドロドロ系など、お店によって味が微妙に違うので、カオソーイもお気に入りの味を求めて食べ歩きをしてみると面白いでしょう。
カオソーイはクイッティアオと同じく、麺の量が少ないことが多いので、女性でもペロッと平らげることが出来ると思います。

カオソーイ

赤タマネギや漬物、ライムなど薬味はお好みでどうぞ

 

AKIKO Profile

AKIKO

1982年11月10日 東京都生まれ。2008年度ミスインターナショナル日本代表選出大会ファイナリストに選ばれたのをきっかけに、「もっと世界を見てみたい」と思い、上海、北京、香港に単身渡り、モデルの仕事とともに、中国語を学ぶ。その後、縁あってタイでモデルとして活動。現在は、モデル、MC、ルーシーダットンのインストラクターがメイン。日本野菜ソムリエ協会のベジフルビューティー セルフアドバイザーの資格も取得している。また、日本人女性向けフリーマガジン『Arche+』にコラムを連載中。

ルーシーダットンを通じて日タイを結ぶプロジェクト「RUSIEstyle」
www.rusiestyle.com
所属事務所Yoshie Incのホームページ
http://www.yoshieinc.co.jp/

緑豊かなチェンマイ郊外の
のどかなリゾートで羽根を伸ばす

P1090990

 

映画を見ていても、見てなくても

2009年に公開された日本映画『プール』は、なぜだかはわからないけど導かれるようにタイ・チェンマイを訪れ、そこで暮らし始めた人々の物語です。主演は小林聡美。同じく彼女が主演した『かもめ食堂』『めがね』とよく似た空気感をまとっているのは、企画の霞澤花子をはじめ、スタッフの多くが重なっているから(ただし、監督は前2作の荻上直子ではなく、数多くのテレビ・ドラマや映画の脚本を手掛ける大森美香です)。

この映画のロケが行われたのがチェンマイ郊外に実在するゲスト・ハウス<hoshihana village ホシハナ・ビレッジ>です。あくまでも穏やかに日常が流れていく映画『プール』の舞台にピッタリのロケーション。もちろん、EXP Toursがこのゲスト・ハウスをおすすめするのは、映画の舞台になったからという理由だけではありません。映画の世界を知らなくても、訪れた人を優しく包んでくれる空気感をきっと感じるはず。足を踏み入れた途端に思わずフッと肩から力が抜けるような、そんな空間が広がっています。

P1090983

P1100006

P1070498

 

素の自分のままで過ごす場所

緑の芝生が眩しい敷地を歩くと、木々や花々の間に、5つのコテージが並んでいます。東屋風のオープン・スペースをダイニングとして使える『すいかハウス』(2棟あります)、かつて働いていたボランティア・スタッフによる手作りの『土の家』、ゆっくりと過ごせるオープン・テラスを備えた『イチカワハウス』、ツー・ベッドルームにプライベート・ガーデンが付いた『カーリーハウス』。設備も間取りもバラバラのコテージは、それぞれがストーリーを持っています。そして、どれを選んでも自宅のように(自宅以上に?)くろげます。豪華な調度品や最新の設備、かゆいところに手が届くサービスなどはありませんが、余計なことは忘れてシンブルな自分自身に戻るには絶好の環境です。

P1070486

P1090988

P1070511

P1070504

P1070505

 

 リゾートを楽しむことで子供たちを支援

<ホシハナ・ビレッジ>という名称とコテージのネーミングからもわかるように、このゲスト・ハウスをメイン運営しているのは、日本人です。ご存知の方も多いかもしれませんが、母体となっているのは『バーンロムサイ』という、両親をエイズでなくし、自身も母子感染でHIVウィルスを抱えてしまった子供たちの生活施。エイズというと「死に至る病」というイメージが強いため、かかわることをためらう人も多いのですが、現在ではエイズの発症は服薬によっておさえることができます。また通常のコミュニケーションによって感染することは100%ありません。

『バーンロムサイ』はこの子供たちに希望を与え将来の自立を支援するための施設なのです。詳細は『バーンロムサイ』のホームページ(下にリンクがありますので、ぜひご覧ください)に譲るとして、<hoshihana village>は『バーンロムサイ』に隣接しており、『バーンロムサイ』の子供たちもゲスト・ハウスの運営を手伝っています。チェックインの際に荷物を運んでくれたり、料理を作ってくれたり、みんな笑顔でサービスしてくれます。そして、hoshihana village>の宿泊料は、そのまま『バーンロムサイ』への支援になります。また、『バーンロムサイ』の敷地には、工房があり、そこでつくられたアイテムを販売するショップもあります。

「社会貢献」と肩肘張る必要はありません。自然に恵まれた美しい環境でリラックスしたり、ショップでかわいい小物や洋服を買うことが、そのまま『バーンロムサイ』の子供たちの未来をつくる礎となるのですから。

P1070535

P1070520

P1070522 - バージョン 2

P1070528

 

チェンマイ旅行のお申込み、お問い合わせはこちらから。

contact

 

 

data

Address
211 Moo 3 T.Namprae, A.Hangdong, Chiangmai 50230
Phone
053-022226
WiFi
無料
Tips

<hoshihana village> Webサイト

『バーンロムサイ』Webサイト

ソンクランに思う
タイ人は「親水の民」

P1050228

4月13日から15日はタイ正月「ソンクラン」だった。チェンマイやパタヤなどの観光地は多くの観光客で賑わうがバンコクは違う。渋滞がない。タクシーが走っていない。スーパーに普段はあるはずの商品がない。とにかくないものばかりなのだ。

それでも普段通りに仕事をしている人もいる。バスもとりあえず走っていた。私もここぞとばかり事務所に籠って仕事をしたのである。

そんなソンクラン初日、13日の午後のことだった。スクンビット界隈ではザーッとかなり激しい雨が降った。これは恵みの雨だ。私はそう思った。雨が降れば、もう水掛けもやらないだろう。

しかし、そんな私の思いというか、期待はまんまと外れたのである。雨が降っているのに無邪気に水掛けを楽しむ人がまだ道路沿いにはわんさかいた。濡れること、濡らすことより水で遊ぶのがタイ人は楽しいのだろう。雨が降ろうが、そんなことはお構いなしなのだ。

1歳半になる息子は一日に3回は水浴びをする。しかも水浴びが大好きなようで、風呂場からは喜々とした歓声が毎回聞こえてくる。「暑い国だから」、そんな理由だけじゃない気がする。

下川裕治氏がある雑誌に寄稿していた。タイの人は親水の人々だと。なるほどと思った。

屋台で働く人たちはスコールが襲ってきても悠然としている。雨に濡れても不愉快な顔をすることはない。それどころか瞳の奥を輝かせながら、ものを片づけはじめる。

雨は、水は、街の汚れを洗い流すだけではない。目の前の淀んだ空気も洗い流してくれている。

そいえばタイ語で「思いやり」の事を「ナム・チャイ」という。直訳すると「水の心」である。

あって当たり前。でもなくては人が生きていけない。そんな水の様な心を「思いやり」という言葉に落としこむタイ人。素敵だと思う。やっぱりタイ人は親水の民なのだ。

雨のバンコク

P1050224

中村蒸一 Profile

ph7

タイで日本居酒屋<寅次郎><どんたく 九州酒場>を展開する、なえぎ(タイランド)株式会社代表。
詳しくはこちらをクリック!

インタビュー「熱い思いで本物の日本居酒屋をタイに根付かせる!」

老舗タイ中華と言えばこの店で決まり!

写真 1-1

鶏肉を調味料やスパイスにつけ込んで焼いた『ガイヤーン』

 

タイには、中華系のタイ人がたくさん住んでいます。ルーツをたどっていくと、ご先祖様は中国出身だとか。また、中国に行ったことはないけれど親戚が中国にいるとか。中華料理店や漢方の薬局が軒を連ねる、巨大な中華街がバンコクにあるのもうなずけます。

さて、中華系のタイ人が多いと言うことは、それだけタイ国内において中華料理が充実していると言うこと。 『鶏肉とカシューナッツの炒めもの』や『空心菜炒め』『カオパット(チャーハン)』などタイ料理と中華料理は、似ているメニューがたくさんあります。以前、中国に住んでいたことのある私は、タイ料理を初めて食べたとき、「中華料理ととても似ているなぁ・・・・・・」と思ったものです。

今回は、そんな中華系のタイ人に長年に渡って愛されている、タイ中華の老舗レストラン<珍平(チャンペン)酒楼>をご紹介致します。人気料理は、タイスキの汁なしバージョン『スキヘン』です。白菜などの野菜に、春雨、お肉などが入ったバランスの良いメニューです。『スキヘン』はほかのタイ料理店にもありますが、ここの特徴は、ピンク色の発酵調味料「腐乳」がたっぷり入っていることです。「腐乳」は大変個性的な風味なので好き嫌いが分かれるところですが、クリーミーな味に一度ハマるとクセになります。ほかにもオススメメニューはたくさんありますが、ほとんどのテーブルでオーダーされているのが、タイ料理で有名な鶏肉の炭火焼き『ガイヤーン』です。お肉がとっても柔らかくてジューシーで、思わずビックリしてしまいます。タイでも有数のとびっきりの『ガイヤーン』ですよ。珍平酒楼に来たら、ぜひ『スキヘン』と『ガイヤーン』をお試しください。

「珍平酒楼」は、ラマ4世通りにあるので、タクシーで行くのが便利です。

 

写真 3 写真 2
一度は試してほしい『スキヘン』 タイ料理店でも定番の『空芯菜炒め』

 

お店の場所はこちら—-> 美味タイMAP

AKIKO Profile

AKIKO

1982年11月10日 東京都生まれ。2008年度ミスインターナショナル日本代表選出大会ファイナリストに選ばれたのをきっかけに、「もっと世界を見てみたい」と思い、上海、北京、香港に単身渡り、モデルの仕事とともに、中国語を学ぶ。その後、縁あってタイでモデルとして活動。現在は、モデル、MC、ルーシーダットンのインストラクターがメイン。日本野菜ソムリエ協会のベジフルビューティー セルフアドバイザーの資格も取得している。また、日本人女性向けフリーマガジン『Arche+』にコラムを連載中。

RUSIE style ~ルーシーダットンを広めタイ!~
http://angsanaakiko.wix.com/rusie-style

所属事務所Yoshie Incのホームページ
http://www.yoshieinc.co.jp/

タイのお正月がやって来た!
「ソンクラン」を楽しむための心得とは?

368536_2770

暑い。車の温度計に目をやると外気は39度。しかし湿気がないから日本の夏の様な不快感はない。ちょっと汗をかいてもバイクに跨り路地中を走るとすぐに汗も引く。日差しはきついが、体を横切る風は案外心地好い。

4月のタイは暑期の真最中。タイらしい季節の到来だ。学校も長い夏休み休暇に入る。

そして4月と言えばタイ正月と呼ばれるソンクランがやってくる。4月の13日から15日の3日間がソンクランで祭日となる。しかし多くの会社がソンクランに前後して5日から1週間休む。地方からバンコクへ出稼ぎに来ている人達はソンクランになると実家へと帰る。ソンクランはタイ人にとって日本のお盆と正月を一緒にしたぐらい大事な国民行事なのだ。

このソンクラン、別名水掛け祭りとも呼ばれている。本来のソンクランは仏像へ水を掛けてほこりを落とし清める儀式である。今でもその儀式はあちらこちらで目にすることができる。日本の灌仏会とルーツは同じなのではないだろうか。日本のお寺では釈迦の誕生日である4月8日に仏像に柄杓で甘茶を掛けて祝う習慣があったと記憶している。

そんな儀式がどうしてこうなったのか。祭り好きなタイ人の気質なのか。ソンクランになると沿道ではバケツや水鉄砲を使って水掛け合戦が繰り広げられる。外国人だろがお構いなし。まさに無礼講のお祭りなのである。

この水掛け合戦を楽しみにソンクランの時期を狙ってタイを訪れる旅行者も少なくない。しかし現地に住む多くの日本人は日本へ一時帰国したり近隣諸国へ旅行に出かける。まさに水から逃れる為の国外脱出だ。最初は楽しかったソンクランの水掛けも2年目、3年目となると「もう、うんざり」というのが現地に住む日本人の本音なのかもしれない。ソンクランの時に携帯電話やデジカメに水を掛けられて駄目にしてしまったという嘆きの声もよく聞く。

そしてもっと気をつけなければいけないのがエアコンである。水を掛けられ濡れたままエアコンの効いた場所に入る。タイの空調施設は日本以上に冷えていて風邪をひくこと間違いなし。ソンクランになると体調を崩すタイ人は本当に多い。その一番の原因が濡れたままの服でエアコンの部屋なのである。

どうかソンクラン期間中にタイを訪れる方は防水対策と沢山の着替えをお忘れなく! そして挨拶は「サワディー・ピーマイ!(新年明けましておめでとうございます)」と元気よく行きましょう。

IMG_4450 IMG_4444

 

中村蒸一 Profile

ph7

タイで日本居酒屋<寅次郎><どんたく 九州酒場>を展開する、なえぎ(タイランド)株式会社代表。
詳しくはこちらをクリック!

インタビュー「熱い思いで本物の日本居酒屋をタイに根付かせる!」

活気あふれる「バンコクの台所」
オートーコー市場

写真 4-1

みなさん、こんにちは。一年で最も暑い季節のタイからお届けします。

タイの家庭、レストラン、屋台などで使われる食材がどういう経路で流通しているかご存知でしょうか。 日本では築地市場や太田市場が有名ですが、タイにもあるんです。バンコクの台所を司る巨大市場が。今回はなかなか知る機会のないタイの市場に注目してみたいと思います。

市場はバンコク都内にいくつかありますが、一番規模の大きい<オートーコー市場>をご紹介しようと思います。 土日のみオープンの<チャトチャックウィークエンドマーケット>(いわゆる『ウィークエンド・マーケット』)の近くにあります。市場と言っても、業者だけでなく、一般人も気軽に入れますので、『ウィークエンド・マーケット』の帰りに覗いてみるといいかもしれません。

マンゴーやパパイヤ、グアバ、パイナップル、マンゴスチン、バナナなどのフルーツ類に、パクチー、丸ナス、トウガラシ、レモングラスなどのタイ野菜、空芯菜、ニンジン、トマト、ジャガイモ、タロイモなどの一般的な野菜、カオニャオマンムアン(マンゴーのもち米蒸し)やカノムクロック(一見たこ焼きのようなココナツミルクを焼いた菓子)などのタイを代表するお菓子などなど、とにかく食べ物に関するあらゆるものが手に入ります。フルーツのお店では珍しいフルーツを試食させてくれるところもありますよ。

さて、オートーコー市場は、食材を買うだけではありません。フードコートと言うか、屋台の寄せ集めと言うか、食事を楽しめるスペースがあるので、新鮮な食材を使ったおいしいタイ料理をいただけます。ちなみに、お客さんは一部の外国人を除いてほぼタイ人なので、リアルなタイの日常を感じられるでしょう。旅行中、お時間あれば、ぜひ訪れてみてくださいね。

写真 1-2 写真 3-1

 

AKIKO Profile

AKIKO

1982年11月10日 東京都生まれ。2008年度ミスインターナショナル日本代表選出大会ファイナリストに選ばれたのをきっかけに、「もっと世界を見てみたい」と思い、上海、北京、香港に単身渡り、モデルの仕事とともに、中国語を学ぶ。その後、縁あってタイでモデルとして活動。現在は、モデル、MC、ルーシーダットンのインストラクターがメイン。日本野菜ソムリエ協会のベジフルビューティー セルフアドバイザーの資格も取得している。また、日本人女性向けフリーマガジン『Arche+』にコラムを連載中。

RUSIE style ~ルーシーダットンを広めタイ!~
http://angsanaakiko.wix.com/rusie-style

所属事務所Yoshie Incのホームページ
http://www.yoshieinc.co.jp/