タイには、中華系のタイ人がたくさん住んでいます。ルーツをたどっていくと、ご先祖様は中国出身だとか。また、中国に行ったことはないけれど親戚が中国にいるとか。中華料理店や漢方の薬局が軒を連ねる、巨大な中華街がバンコクにあるのもうなずけます。
さて、中華系のタイ人が多いと言うことは、それだけタイ国内において中華料理が充実していると言うこと。 『鶏肉とカシューナッツの炒めもの』や『空心菜炒め』『カオパット(チャーハン)』などタイ料理と中華料理は、似ているメニューがたくさんあります。以前、中国に住んでいたことのある私は、タイ料理を初めて食べたとき、「中華料理ととても似ているなぁ・・・・・・」と思ったものです。
今回は、そんな中華系のタイ人に長年に渡って愛されている、タイ中華の老舗レストラン<珍平(チャンペン)酒楼>をご紹介致します。人気料理は、タイスキの汁なしバージョン『スキヘン』です。白菜などの野菜に、春雨、お肉などが入ったバランスの良いメニューです。『スキヘン』はほかのタイ料理店にもありますが、ここの特徴は、ピンク色の発酵調味料「腐乳」がたっぷり入っていることです。「腐乳」は大変個性的な風味なので好き嫌いが分かれるところですが、クリーミーな味に一度ハマるとクセになります。ほかにもオススメメニューはたくさんありますが、ほとんどのテーブルでオーダーされているのが、タイ料理で有名な鶏肉の炭火焼き『ガイヤーン』です。お肉がとっても柔らかくてジューシーで、思わずビックリしてしまいます。タイでも有数のとびっきりの『ガイヤーン』ですよ。珍平酒楼に来たら、ぜひ『スキヘン』と『ガイヤーン』をお試しください。
「珍平酒楼」は、ラマ4世通りにあるので、タクシーで行くのが便利です。
一度は試してほしい『スキヘン』 | タイ料理店でも定番の『空芯菜炒め』 |
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AKIKO Profile
1982年11月10日 東京都生まれ。2008年度ミスインターナショナル日本代表選出大会ファイナリストに選ばれたのをきっかけに、「もっと世界を見てみたい」と思い、上海、北京、香港に単身渡り、モデルの仕事とともに、中国語を学ぶ。その後、縁あってタイでモデルとして活動。現在は、モデル、MC、ルーシーダットンのインストラクターがメイン。日本野菜ソムリエ協会のベジフルビューティー セルフアドバイザーの資格も取得している。また、日本人女性向けフリーマガジン『Arche+』にコラムを連載中。
RUSIE style ~ルーシーダットンを広めタイ!~
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