これが同じ料理だなんて・・・・・・

パッタイ バンコク

パッタイ バンコク

皆さんは、味噌汁など家庭で慣れ親しんできた味はありませんか? 味噌の種類こそ違えど、味噌とダシで作る味噌汁はお店でも家庭でも、そんなに大きな差はないと思います。 もちろん、家庭の味やお店の味は星の数ほどあり、人によって好みも違いますが、イメージと全然異なるものが出てくることってなかなかないですよね?

ここタイには・・・・・・あるんです。お店によって、味付けや具材が微妙に異なるのはもちろんですが、たまに「これは、違う料理でしょう」とびっくりすることがあります。

例えば、パッタイ。一般的なパッタイ(写真上)は、「センレック」と呼ばれる、きしめんよりも少しだけ細い米麺を炒め、エビやモヤシが入り、タマリンドソースで味付けされたものですが、私が経験した「びっくりパッタイ」(写真下)は、麺からして違いました。ビーフンに似た細麺をモヤシと一緒に炒めたあっさり味。それはそれでおいしかったのですが、思い描いていた、ニラが添えてあって平たい麺で・・・・・・という思い描いていたパッタイとまったく違いショックを受けました。

ほかに、びっくりガパオの経験もあります。一般的なガパオは、挽肉とホーリーバジル、唐辛子を炒めた、非常に辛くてご飯が進む味付けなのですが、「びっくりガパオ」は、ホーリーバジルに唐辛子に・・・・・・と、ここまでは良いんですが、さらに、挽肉の代わりに小さく切った鶏肉が入り、極めつけは、タマネギです! タマネギの甘味がガパオの辛さを殺してしまい、「まったく違う料理だなぁ」なんて思いながら食べたのでした。この「びっくりガパオ」は、リゾート地、クラビで食べたので、「外国人観光客向けに味を変えているのかな?」なんて思いましたが、バンコクでもこういったガパオを出すお店があるようです。

お店によって微妙に違った味が楽しめるので、食べ比べをするのも面白いかもしれません。

AKIKO Profile

AKIKO

1982年11月10日 東京都生まれ。2008年度ミスインターナショナル日本代表選出大会ファイナリストに選ばれたのをきっかけに、「もっと世界を見てみたい」と思い、上海、北京、香港に単身渡り、モデルの仕事とともに、中国語を学ぶ。その後、縁あってタイでモデルとして活動。現在は、モデル、MC、ルーシーダットンのインストラクターがメイン。日本野菜ソムリエ協会のベジフルビューティー セルフアドバイザーの資格も取得している。また、日本人女性向けフリーマガジン『Arche+』にコラムを連載中。

ルーシーダットンAngSanaのWebサイト
www.facebook.com/rusieduttonAngSana

AngSana AKIKOのルーシーダットンを広めタイ!
http://angsanaakiko.wix.com/akiko