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タイに根付いた日本食
果たして2015年はどうなる?

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2126店舗。タイにある日本食レストランの数が現地情報誌の記事になっていた。ジェトロのバンコク事務所が調査した数である。この数にはラーメン屋やお好み焼き、しゃぶしゃぶなどの業種も含まれている。それにしても2000店舗を超えているとは・・・・・・。
2013年の同調査では確か1800店舗ぐらいだったと記憶している。2014年は不景気とはいえ日本からの飲食店の進出がタイでは相次いだ。
2014年の8月には九州発の名の知れたラーメンチェーン『一風堂』がバンコクに初進出。在タイの日本人の間で大きな話題になった。日本と変わらぬ味がバンコクでも楽しめるのは嬉しいが、価格は日本で食べる以上。それでも連日のように賑わっている。
また11月は名古屋から『矢場とん』と『世界の山ちゃん』の2店舗が立て続けにスクンビット地区に店舗をオープン。日本料理というより名古屋の名物料理としてタイ人の間でも話題になっている。
また吉野家や丸亀製麺などは日本のチェーン店だが料理の内容をローカル化する傾向にある。それは一つの営業手法であって、「あり」だと思う。なにせお客様はタイ人なのだから。しかし、日本と同じ味や雰囲気を期待する日本人の中には不満を口にする人もいる。一方で、日本からタイへ観光に来た旅行者がタイでしか食べられない丸亀製麺のメニューを記念に食べて帰るという話も良く聞く。タイでしか味わえない日本料理がある時代なのだ。
私が17年前にバンコクで日本食レストランを開業した時はお客の9割が日本人だった。しかし今ではタイ人や外国人が半分以上を超えるようになってきている。そして2000店舗を超える日本食レストランがタイにあるというのだから・・・・・・。17年前には想像すらできなかった事態である。
タイにおいて日本食はもうブームではない。しっかりタイ人の舌に根付いている。日本にある中華料理屋さんの様な存在なのではないだろうか。
果たして2015年のタイの日本食市場はどうなるのだろう。
自分としては『寅次郎』だからこそ、『寅次郎』でなければ味わえない、味とサービスをと思っている。バンコクに『寅次郎』があって良かった。そう一人でも多くの方に思ってもらえるよう今年も頑張りたい。そんな決意というか抱負を記して今年最初の記事を〆させて頂く。
どうか2015年が皆様にとって素晴らしい1年になりますように。

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『丸亀製麺』のタイ限定メニュー。おいしそうです。

 

 

中村蒸一 Profile

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タイで日本居酒屋<寅次郎><どんたく 九州酒場>を展開する、なえぎ(タイランド)株式会社代表。 詳しくはこちらをクリック! インタビュー「熱い思いで本物の日本居酒屋をタイに根付かせる!」