「タイ料理って辛いんでしょ!?」タイに住む私に日本の友人達はこう聞きます。確かに、タイ料理って辛い ですよね、うんうん。「辛いの苦手だから、タイ料理は食べられないの。」そんな風に思っている人達に、目からウロコのタイ料理の世界をご紹介しましょう。
日本人に有名なタイ料理と言えば、グリーンカレー、トムヤムクン、ガパオライス、が3トップではないでしょうか。この3つは全て・・・辛いです、本当に。日本のタイ料理レストランでさえも辛いのだから、本場は涙が出る辛さです。事実、タイ人が食べる普通の辛さだと、涙が出て、舌がヒリヒリして、私は食べられません。そんな、辛いの苦手さんを救ってくれるタイ料理、実はたくさんあるのです。ほとんどのタイ料理は、1甘い2辛い3塩辛い4酸っぱい、この4つの要素が重なりあって味を形成しています。和食の薄味になれている日本人にとって、1つの料理に4つの味が混在している状態は理解に苦しむかもしれませんね。しかし、これがタイ料理なのです!
それでは、辛くないタイ料理をご紹介しましょう。たくさんありますが、代表格は、タイ風焼きそば=パッタイでしょう。平たい麺に、海老やニラが入った焼きそばで、付け合わせに生のもやし、ニラを添え、お好みでマナオ(タイ風ライム)をしぼって食べます。タマリンドソースの甘酸っぱさが南国の暑さに疲れた体を癒してくれます。唐辛子が入っていないため、辛さは全くありません。もし辛いのが好きな人は、テーブルに置いてある4つの調味料=ナンプラー、唐辛子、酢、砂糖を足して自分なりの味を作ると良いでしょう。タイ人は、この調味料を駆使して自分なりの味を作り出して食べるのです。
辛くないタイ料理はまだまだありますよ。タイでスープと言えば、酸っぱ辛い海老のスープ=トムヤムクンが有名ですが、日本人にとってどこか懐かしい優しい味のスープ、海苔やきのこ、肉団子が入ったゲーンジューもおいしいです。あとは、屋台でもレストランでも、どんなお店でもだいたいお目にかかれる、タイ風ヌードル=クイッティアオがオススメです。ベトナムのフォーに似た料理で、米粉から作られた麺がとってもヘルシー! 辛くないタイ料理はまだまだたくさんありますが、今回はこの辺で。辛いの苦手さん、ぜひタイ料理にチャレンジしてみて下さいね。
AKIKO Profile
1982年11月10日 東京都生まれ。2008年度ミスインターナショナル日本代表選出大会ファイナリストに選ばれたのをきっかけに、「もっと世界を見てみたい」と思い、上海、北京、香港に単身渡り、モデルの仕事とともに、中国語を学ぶ。その後、縁あってタイでモデルとして活動。現在は、モデル、MC、ルーシーダットンのインストラクターがメイン。日本野菜ソムリエ協会のベジフルビューティー セルフアドバイザーの資格も取得している。また、日本人女性向けフリーマガジン『Arche+』にコラムを連載中。
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