皆さん、こんにちは。
少し前に、日本が誇る和食がユネスコの無形文化遺産に登録され、話題になりました。和食は、味、彩り、食器にいたるまで、目と舌で私たちを楽しませてくれますよね。
タイにも、食べる前からワクワクしてしまう、そんな料理があります。味や値段、早さが重視の屋台や大衆食堂ではなかなか出会うことが出来ないかもしれませんが、ホテルや高級店に行くと色鮮やかに彩られた、目にも美しい一品に出会うことが出来るでしょう。宮廷料理のような特別な食事ではなく、庶民の料理にひと手間加えた豪華な一品は、気軽に注文することができるうえ、優雅な気分にさせてくれます。
例えば、屋台でよく見かけるパッタイ(タイ風焼きそば)も、おしゃれに変身する料理の一つです。卵焼きをかぶせたり、大きなエビでアクセントを付けたり、盛り付け方によって見た目が全く違うものになるのが面白いところです。
このほかに、タイ料理の演出にかかせないのが、タイの伝統文化の一つである野菜やフルーツのカービング(彫刻)です。スイカやニンジン、キュウリやトマトに施された芸術は、料理に負けず劣らず存在感を発揮しています。ちなみに、タイの学校にはカービングの授業があるそうです。タイ人にとってカービングがいかに身近か理解していただけるでしょう。
ホテルや高級店で、庶民のタイ料理の変身っぷりをぜひ楽しんでいただきたいと思います。
AKIKO Profile
1982年11月10日 東京都生まれ。2008年度ミスインターナショナル日本代表選出大会ファイナリストに選ばれたのをきっかけに、「もっと世界を見てみたい」と思い、上海、北京、香港に単身渡り、モデルの仕事とともに、中国語を学ぶ。その後、縁あってタイでモデルとして活動。現在は、モデル、MC、ルーシーダットンのインストラクターがメイン。日本野菜ソムリエ協会のベジフルビューティー セルフアドバイザーの資格も取得している。また、日本人女性向けフリーマガジン『Arche+』にコラムを連載中。
ルーシーダットンを通じて日タイを結ぶプロジェクト「
www.rusiestyle.com
所属事務所Yoshie Incのホームページ
http://www.yoshieinc.co.jp/